街でちらほらと新型の50系プリウスを見かけるようになり、世間の方々もようやく新型プリウスに慣れてきたころでしょうか。
しかし、今回のプリウスの本命はPHVだと以前より言われていました。今年のニューヨークモーターショーでグローバルモデルが初公開され、今年6月のスマートコミュニティJapanで国内仕様が初公開されました。
そんなプリウスPHVの発売が延期となったとトヨタが発表しました。
新型プリウスPHV
従来のプリウスPHVは通常のプリウスとエクステリアがほとんど変わらず、まったく差別化がされていませんでした。ユーザーの不満が大きかったこともあり、新型プリウスPHVはまったく別の車へと差別化されて発表されました。
出典:http://toyota.jp/new_priusphv/
フロントマスクが通常のプリウスとは異なり、どちらかというとプリウスαよりのフロントになっていますね。
中でもヘッドランプの4連LEDが高級感をだしています。このランプはレクサスで最近使われ始めているものですね。ここにもPHVの力の入れようがわかります。
出典:http://toyota.jp/new_priusphv/
また、ソーラーパネルがオプションで追加できます。そうです、新築につけているあれです。災害時や電源につなげない場所でも駆動用電池の充電を行うことができます。1週間で大体満充電できるくらいの出力ではありますが、あるとないでは効率が全然違うように思えます。しかし、パネル自体は重いと思いますのでその分燃費が悪化しそうな・・・。
出典:http://toyota.jp/new_priusphv/
そして、タブレットのようなナビディスプレイ!11.6インチだそうです。最廉価グレードは通常のプリウスと同じナビ無しがあるそうですが、ほかのグレードはすべてこの大型ディスプレイがついています。社外ナビを好む私としては正直いらないな、と思いますが。
出典:http://toyota.jp/new_priusphv/
ここにエネルギーモニターやエアコン操作、車両の情報を表示できるそうです。ナビとTVなど上下分割ディスプレイもできそうです。エアコン操作がタッチパネルなのは過去にもかなり評判が悪かったと思うのですが、あえてそうするのですね。
そして、賛否がわかれそうなので4人乗りの設定しかないこと。後席がアームレストで分割されています。普段5人乗せることはほとんどない私ならうれしいですが、ここで却下となる人もいそうな気がします。
出典:http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1005366.html
発売延期
もともとこの新型プリウスPHVは今秋(11月前後)の発売とされていました。しかし、8月3日にトヨタ公式プレスリリースで今冬に延期したと発表されました。他地域も同様に延期のようです。
発表ではお客様によりよい車をお届けするため、とされていますが、部品の調達等何かしらのトラブルがあったのではないかと邪推してしまいます。
そして、今冬というといつ頃なのでしょうか。大体、今冬のイメージって12月~3月くらいですよね。新型スモールSUVのC-HRが12月発売と言われていますのでそれよりも後の2月くらいなのではないかと勝手に予想しています。
まとめ
私個人としては新型プリウスPHVはかなり興味があります。ただ、我が家に充電施設がないのと、大型ディスプレイがつくというところで却下しました。あとは発売時期も私のタイミングとあわなかったのもあります。
今回のモデルは通常のプリウスよりもかなり差別化されており、より高級路線になっています。その分、値段もあがるでしょうが、今回の本命ということを考えると、補助金込みで通常のプリウス+15万円くらいにおさえてくるかな。
どちらにしろまだ半年ほど発売まではあると思いますので、興味を持たれている方は調査しておきましょう。