皮肉も込めると、自動車界のレコード大賞のような存在であるカーオブザイヤー。
今年はスバルのインプレッサスポーツ/G4が受賞しました。私ももともとアウトバックに乗っていた身ですので、スバル車は応援しております。
もちろんプリウスを検討する際もインプレッサがモデルチェンジするという話もあり、検討対象としておりました。あと発売が1年早かったらインプレッサにしていたかもしれません。
そもそもカーオブザイヤーとは
1980年に始まったその年に発売された自動車のナンバー1を決める賞です。主催は日本カーオブザイヤー実行委員会。
前年の11月1日から本年の10月31日に発売した車を対象とします。(ノミネートされた車のみ)その中から10ベストと呼ばれる上位10車種が選考され、最終的には自動車評論家を中心とした審査員の投票形式で決まります。
イヤーカーを決める際は試乗会も行われることもあり、それなりに信憑性があるのではと思うが、どちらにしろ人間の投票なので何とも言えないですね・・・。
ちなみに、RJCカーオブザイヤーは別の賞なのでお間違いなく。
今年の10ベストカー
今年の上位10車種となる10ベストカーは以下の通り。
- スバル インプレッサスポーツ/G4
- トヨタ プリウス
- ホンダ フリード/フリード+
- 日産 セレナ
- BMW M2クーペ
- アウディ A4シリーズ
- ジャガー F-PACE
- アバルト 124スパイダー
- メルセデス・ベンツ Eクラス
- ボルボ XC90
10ベストカー自体は国産、輸入を分けていないにも関わらずインポートカーオブザイヤーという賞を設けている謎のシステム。
今年のイヤーカーは
インプレッサスポーツ/G4です!
選考コメント
新開発のスバルグローバルプラットフォームなどにより質の高い走行性能を持つとともに、国産車初の歩行者保護エアバッグ、運転支援システムのアイサイトをはじめとする多くの安全装備を標準装着するなど世界トップレベルの安全性能も実現したことは見事。さらに200万円を切る手頃な価格からラインナップしたことも高く評価した。
引用:日本カーオブザイヤーHP
評価のポイントはスバルグローバルプラットフォーム(SGP)ですね。それをエントリー車であるインプレッサに持ってきたのが評価につながったように思います。そして、歩行者保護エアバッグや全グレードにアイサイトVer.3を搭載した安全に対する姿勢ですか。あとはコストパフォーマンスですね。最安で200万円を切っていますから。それでこの装備。これは評価に値すると思います。
この点、プリウスもトヨタのTNGAの最初の車ではあるのですが、相対評価が難しいHV車で採用した分、高評価につなげれなかったのかも。これがカローラとかだったらまた別だったのではと思う。
インプレッサはまだ試乗したことありませんが、SGP頭出しのインプレッサでここまで高評価を得られるなら、今後続く上位者に期待が高まりますね。
プリウスの後はやはりアウトバックに戻ろうかと心が動き出します。