何度目になるかわかりませんが、100円寿司はやはりくら寿司が好きです。
そして、くら寿司のサイドメニューが好きです。過去にもシャリカレー、ラーメン等のレビューしてきましたが、今回はようやく牛丼です。
2016年11月に販売開始した、その名も「牛丼を超えた『牛丼』」。
参考
くら寿司が惨敗した「牛丼」に再挑戦するワケ東洋経済ONLINE
果たして牛丼を超えることはできたのか。
牛丼を超えた『牛丼』
かなり仰々しい名前をつけていますが、いわゆる牛肉と玉ねぎの牛丼です。くら寿司だから、と酢飯を使っているわけではなく、白飯の上に甘辛く煮た牛肉と玉ねぎがのっています。どうやら試食の際に白飯の方がおいしかったという理由だそうな。
くら寿司独自というと、具材を煮る際に7種の魚介だしを使用していることだそうです。魚介風味が混じったたれはちょっと興味ありますね。
牛肉と玉ねぎを別々に煮込むことにより、素材にしっかりとたれが染み込むらしい。
これでお値段399円(税込)です。
過去にも売っていた?
どうやら2012年に九州限定でテスト販売していたそうです。その時はオペレーションがうまくまわらずに失敗に終わったそうな。今回はそのオペレーション部分も改善し、再挑戦とのことでした。
食す
いつも通りタッチパネルで注文してみます。そういえば、ビッくらポンの景品がどんなものかの表示ってなくなったんですかね。前まではワンピースとかいろんなコラボがありましたが。
さて、待つこと数分で到着。特にふたなどはついておらず届きます。奥に大好きなとうもろこしのかき揚げがありますね。
器の大きさは牛丼チェーン店よりちょっと小さいくらい。なんだか玉ねぎ多めに見えました。白飯までたれが浸透しているので、つゆだくくらいでしょうか。
一口食べてみます。まずは具材のみ。ぱくりと。
結構濃いですね。そして、甘い。
牛肉と玉ねぎの煮込み具合は良いです。適度にくたくたしている。でも甘い。濃い甘さってちょっと好みではない。
白飯といっしょにかきこんでみますが、白飯にもつゆが浸透しているのでちょっとくどいかな。これならここまでつゆだくにしなくてよかったと思う。
そして、ぱくぱく食べ進めます。
ここで気づいた。ガリと一緒に食べたら結構いけるんじゃないのか!?
そして、ガリ投入。紅ショウガのかわりですな。
うん、いけるわ。ガリとたれの甘さがちょっと中和されていい感じの味になります。
というわけで、完食。
まとめ
私個人の見解としては、これは牛丼以上でも以下でもない普通の牛丼です。
そして、私の好みでないだけですが、甘さが濃くてくどい。ガリとの相性はちょうどいいかもしれんが。7種の魚介だし感もあまりなく、くら寿司らしさが感じられなかった。本当に普通の牛丼だった。
399円(税込)の値段としては、吉野家が380円、松屋が380円、すき家が350円というのを考えると、コスト的にもメリットはない。味でいっても、私としては吉野家が好きだな。
これは家族で食べに行った際に、寿司ではなく肉を食べたい人向けかな。牛丼と寿司を一か所で食べれるという点では大いにメリットがあると思う。吉野家で寿司は食べれないからね。
そんなわけで、私はおそらく二度と頼まないと思いますが、甘めのたれが好きな方には合うかもしれません。