将来の資産形成のひとつとして、自動積立で投資信託を購入しております。
NISAの開始とともにSBI証券の口座を開設し、2015年7月より積み立ててきました。はじめは月に10000円づつでしたが、そのうち4銘柄に10000円づつになり、現在では合計40000円/月を積み立てています。
そんな私が積立を始めた頃から気になっていたのがセゾン投信。いろんなところで評判いいですよね。でもセゾン投信はセゾン投信に口座を開設しないといけない。それもあってやきもきしながら見てるだけでした。
そんな中、ついにセゾン投信が他で買えるようになったのです。それが、ゆうちょ!実は、ゆうちょにはへそくりをコツコツ貯めていたのでちょうど良い機会だと思い、ゆうちょの投信に手を出してみることにしました。
セゾン投信
積立投信で調べると真っ先に名前があがってくるのがセゾン投信、ひふみ投信あたりでしょうか。積立投信のバイブルのようなものである「ほったらかし投資術」でもおすすめされています。
セゾン投信は2007年3月より2本のファンドで始めた投信で、現在でもその2本のみで運用されております。セゾン投信の運用理念というのが、2つあります。長期視点の分散投資と市場予測を加味しない投資。投信ブロガーが選ぶFund of the Year2016にどちらも5位と10位で選ばれていますね。口座数も12万を超え、とても人気の投信です。
肝心の2本のファンドというのが、セゾンバンガード・グローバルバランスファンドとセゾン資産形成の達人ファンド。
セゾンバンガード・グローバルバランスファンド
世界最大級の投信会社であるバンガード社のインデックス投資ファンドのみを活用したファンド。
※インデックス投資=市場の平均を狙う運用方法
このファンドのみで世界各国の株式と債券に投資ができるため、分散投資でリスクを軽減しつつ、リターンも期待できるといういいことばかりです。投資対象国はその時々で変化させていくとのことなので、市場状況に応じてうまく運用してくれるのでしょう。
販売手数料無料で信託報酬も0.68%前後とのことなので、コストもかからずに購入できますね。
セゾン資産形成の達人ファンド
こちらはセゾン投信が持つ基準を満たしたファンドを選別して投資するファンド。前者がバンガード社に限定していたが、こちらは世界のあらゆるファンドから選別される。メインは株式への投資。日本を含む世界各国へと分散投資ができるのが利点。
こちらも販売手数料は無料。しかし、信託報酬が1.35%とちょっと高い。
どちらに投資するか
今後どういう動きをするかは誰も予想はできませんので、信託報酬が安いセゾンバンガード・グローバルバランスファンドに積み立てていこうと思います。
セゾンバンガード・グローバルバランスファンドのメリット・デメリット
私が感じているメリットを簡単にまとめてみました。実際には購入前なのであくまでも現時点で感じていることです。
メリット
1つのファンドで分散投資が行える
市場は移ろいやすいもので、円高が一気に円安になってしまうことも日常茶飯事です。どこかが上がればどこかが下がるのが市場原理。そのため、世界中の様々な国や株式、債権へ投資をしておくことで下がったときのリスクを低減できます。それが分散投資です。よくやるのは預金を円とドルで所有することですね。円高でも円安でもどちらにも対応できます。
維持費用が安い
販売手数料が無料です。購入する際にお金を払わずに買えるので、純粋にすべてのお金を投資に使えるのです。他のファンドでは1%や高いものでは2、3%近くかかるものもあります。100万円投資したらそれだけで手数料が1万円とかとられるのは馬鹿らしいですよね。
そして、運営管理費用とも呼ばれる信託報酬も0.7%弱と非常に安い。これは無料ということはないので安ければ安いほどいいです。
少額から積立できる
セゾン投信であれば月々5000円から積立できます。月々○万円とするとなかなか準備も難しいですが、5000円であれば外食1回やめれば捻出できる額ですよね。ちなみに、ゆうちょでは1000円からの積立が可能です。
デメリット
マイナスになるリスク
これはセゾンバンガード・グローバルバランスファンドに限った話ではなく、投信すべてに言えることですが、購入金額よりも減る可能性はあります。これだけは肝に命じておいてください。ネット検索とかでいろんな情報がでてきて、いかにもお金が増えそうに思いますが、あくまでも投資ですので減るリスクだけは考慮してください。
1月30日よりゆうちょでも買える!
2017年1月6日のプレスリリース「ゆうちょダイレクトへ商品提供開始のお知らせ」にでていました。1月30日よりゆうちょでも買えるようになりました。セゾン投信としては初の外部で購入できる会社ですね。
ゆうちょ側でも「投資信託商品のラインアップ拡充」として発表されていました。詳細はこちらのPDFで確認できますが、販売手数料、信託報酬ともに直販と同じようですね。安心して買えます。
ゆうちょで投信を買うには
早速買ってみようかと思ったのですが、そもそもゆうちょで投信を買うにはどうすればいいんだろうか。検索してみると、「ゆうちょ投信WEBプレミア」というのがひっかかった。
インターネット専用の会員制投資信託サービスとのこと。
無料会員と有料会員があって、購入金額に応じてキャッシュバックがあったり、専用ファンドがあったり、マイルが貯まったりと、ゆうちょにしてはがんばってるなーと思った。
ゆうちょダイレクトへの登録が必須とあったが、私はすでにゆうちょダイレクト申し込み済みだったため、ゆうちょ投信WEBプレミアへの申込みのみで大丈夫そう。
で、申込んだわけですよ。そうしたら。
2018年5月で終了となるそうです。新規登録は2017年4月末まで。投信自体はゆうちょダイレクトに引き継がれるそうなので、私はダイレクトのみの活用になりますな。
セゾン投信へ積立しよう
ゆうちょ投信WEBプレミアが終わってしまうとは言え、申し込み、登録完了したあとは、一度WEBプレミアにログインしてメールアドレスを登録する必要があります。アドレスを登録しないとゆうちょダイレクトで投信を扱えません。
アドレス登録したあとにゆうちょダイレクトにログイン。そして、メニューの「投資信託」を選択します。
インターフェースがなつかしい感じがするのは置いときましょう。
今回は自動積立ですので、「投資信託自動積立」を選択します。すると、ずらーっと購入できるファンドがリストででてきます。
いました、セゾン・バンガード・グローバルバランス!早速、銘柄の右にある「積立」ボタンを押します。なつかしい感じのボタンです。
そうすると、「投資に関するご確認事項」ということで、お客様情報がでてきます。投資情報入力もでてきますが、すべて登録時の情報がすでにはいっています。まぁ、特に変わりないので「次へ」を選択します。これ、毎回でてくるんかな。
登録情報確認画面がでてくるので、「実行」を選択。余談ですが、「投資情報入力」のところに「選択された上記の回答は、ファンドのリスク、お取引の条件に適合しています。」とでてくるので、回答によっては不適合とかになるのかも。
続いて「投資信託規定集」を読めと言われるので、言われるがまま読みましょう。そして、同意しましょう。
次は、ファンドの「重要事項説明書」、「投資信託説明書(交付目論見書)」を読めと言われるので、しっかり読みましょう。ここは大事ですよ。読んだら「次へ」を選択。
ようやく金額の設定まで来ましたね。ボーナス月を積増できるように設定できます。今回は月々20000円、1月と8月に30000円積増するような設定にしました。
確認画面がでてきますので、問題なければ申し込み。
最後に引き落とし日等を設定できます。
これを設定してダイレクト暗証番号入れれば申し込み完了です。
時間外の申し込みだったので、申込み状況照会してみるとまだ契約済みにはなっていません。明日には契約済みになるかなぁ。
積立投資をはじめて10ヶ月経過後の報告を記事にしました。10ヶ月で12000円ほどの利益がでました!素晴らしき積立投信によるほったらかし投資。 ゆうちょダイレクトからセゾン投信積立を行って10ヶ月経過
まとめ
ほったらかし投資でおすすめのセゾン投信がゆうちょで買えるようになったのはうれしいことですね。ゆうちょの投信を申し込む必要がありますが、書類記入して送付するだけですので簡単です。
積立投信自体の申し込みも非常に簡単ですので、ゆうちょの口座を持っている人で資金に余裕がある人は検討してみてください。ただし、リスクはあることはご承知おきください。
積立投信に興味を持った方は「全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)」を読んでみるのもおすすめです。そんなに高い本でもなく、投資の勉強にもなるので今後に役立ちますよ。