縁あって子猫を迎えることになりました。
今まで猫を何匹か飼ってきましたが、子猫を育てるのは初めてです。大人猫ばかり飼ってきたので飼い始めもそれほど苦労なくやってきました。
しかし、子猫です。一度預かったことはありますが、3日預かっただけでもてんてこまいでした。
さて、どうしたものかと思いまして、いろいろと調べてみました。
猫を飼ってみたいと思ったら
まず、これを見ている方でまだ子猫を迎えるかどうか迷っている方がいましたら、ぜひともペットショップではなく里親募集等の譲渡会に行ってみてください。
譲渡会というのは野良猫や遺棄された子猫を保護して、その保護主が飼い主を探す場です。もちろん保護猫なのでいわゆる血統書付きの猫はいません。ほぼ雑種です。でも三毛猫やハチワレ、黒猫等かわいいやつらがたくさんいますよ。
譲渡会の開催情報はペットのおうちから探すことができます。お住いの地域の会に是非足を運んでみてください。
もちろん、スコティッシュフォールドやアメリカンショートヘアー等、欲しい種類が決まっているのであればその限りではありません。
準備するもの
ここからが今回の記事のメインです。
子猫を迎えるになったら何の準備が必要でしょうか。以下は私が準備(もともと持っているものも含め)したものです。必ず必要ではないものもありますが、せっかく子猫を迎えるならしっかり準備したいですよね。
ケージ
まずは子猫の家であるケージが必要です。最初のうちは環境になれさせるためにもケージ中心に飼うことをおすすめします。
ケージといってもピンキリでして、生活スタイル等も考慮してケージタイプを選ぶといいかなと思います。
普段は放し飼いにして、特定の場合にのみ一時的にケージにいれるという方には折りたたみができる箱型のケージがおすすめです。我が家もこれ使っています。
犬用とありますが、うちは猫にしか使っていません。小型のトイレと毛布と爪とぎと水、食器をいれて使用しています。
普段からケージ中心での飼育を考えている方であればやはり高さがあるケージがいいでしょう。2段のものや3段のものもあります。
将来の飼育環境も考慮した上で選択いただければと思います。まだわからない場合はとりあえず折りたたみの買っておくのをおすすめします。
トイレ
家が準備できたらトイレも準備しましょう。
理想は猫の数+1個と言われています。ケージを準備して飼育するのであれば、ケージ内に小さいものをひとつ、外にひとつあると良いですね。
ケージ内は子猫用の小さいので良いでしょう。2つ購入するのであれば、どちらも同じシリーズにすると経済的になります。我が家はにゃんとも清潔トイレを使っていました。
1週間取替不要でずぼらな私にはぴったり。しかし、ランニングコストが高いんですよね。専用砂とシートが必要になります。
その結果、今では普通の猫トイレにおからDEサンドというおからの猫砂を使っています。適度に固まり、臭いも残らないのでおすすめです。
エサ皿
キャットフードをいれるためのお皿です。あとは水用のお皿も必要ですね。これは正直何でもいいです。家にある余った食器とかでも構いません。
少しお金をだせば、こんなおしゃれなものも買えますが、これは好みですね。
キャットフード
猫のエサは必ず必要です。飢えてしまいます(笑)
子猫のうちは歯がはえそろっていないのでウェットフードがいいとは言われていますね。大人猫は基本ドライフードで良いと思います。大体3~4ヶ月目まではウェットフード中心にして、そこからドライフードを混ぜていくと良いと言われています。
そんな要望をうまくセットにしてくれているのがこちら。
爪とぎ
猫の本能です。爪とぎは必ず用意しましょう。家中がひっかきキズだらけになります。
最近はいろんな種類、形状の爪とぎがありますね。経験上、縦型の爪とぎがあると良いかと思います。猫は壁に対して爪とぎしたりしますので。
おもちゃ
せっかく子猫を飼うのならおもちゃでたくさん遊びましょう。
定番は猫じゃらしです。食いつきはやはりいいですね。安いものでもいくらでも遊んでくれます。消耗品です。好きなのを選んでいただければと思います。
個人的におすすめは蹴りぐるみ。猫じゃらしに全く食いつかないうちの猫も蹴りぐるみは真っ黒になるまで遊びまくっています。
キャリーケース
子猫のうちはワクチン等で病院へ行く機会が何度かあると思います。また、いつ何時病気になるかもわからないのでキャリーケースは必須です。
我が家でも使っていますが、上から様子を見れてとても便利です。嫌がる猫を入れるのも上からならいれやすいですし。色もたくさんあっておしゃれですね。
ケア用品
猫の爪は結構な頻度でのびてきます。爪とぎしたからといって爪が短くなるわけではありません。爪切りは準備しておくと良いでしょう。引っかからた時もいたくありません(笑)
それから換毛期には抜け毛が激しいです。そういう時はブラッシングしてあげてください。そうすると掃除が楽になります。あとめちゃくちゃとれるので気持ちいいです(笑)
最後に
今までは道具として必要なものを書いてきましたが、これだけは必ず用意しておいてください。
猫と生涯を共に生きるという心構え
猫は生き物です。成長します。ときには吐いたり、粗相をしてしまうこともあります。病気で多大な費用がかかる場合もあるでしょう。基本、飼い主の言うことなんて聞かないです。もしかしたら飼い主の環境が変わることもあるでしょう。ペット可の賃貸は高いです。それでも生涯を共に生き続けるという心を必ず持った上で飼ってください。
もしその中で少しでも引っかかるところがあるのであれば、今一度、思いとどまってください。
生き物を飼うということはそういうことです。その分、猫はたくさんの思い出とやすらぎを与えてくれますよ。
それでは、良い猫ライフを!!