いつも通りDMMバヌーシーにログインしてお知らせを見てみるとニンフⅡの情報がでていました。
「募集一時停止」とあったので何かあったのか、と見てみると悲しいお知らせでした。
DMMバヌーシーからのお知らせ
まずは10月6日の一報です。
「故障が発生した」との報告があったそうです。
この段階ではどの程度の故障かが不明のため、なんとも言えません。
続いての情報です。(厳密には同時にアップされていましたが)
これで故障の詳細が明らかになりました。
「左前肢舟状骨」に骨折が見られたとのことです。この中では手術が不可能のため、競走能力喪失の可能性ありと述べられています。
左前肢舟状骨とは
ではこの故障発生箇所はどういうところでしょうか。調べてみました。
人間の足でいう、土踏まずの付け根あたりの骨ですね。人間の手で言うと、内側の手首あたりにあるそうです。馬も同じくらいのところのようです。
人間の場合は小さなネジで固定して治癒するとのことですが、馬ではそうもいかないのかもしれません。また、早期発見できれば、ネジ固定で骨癒合するそうですが、時間が経ってからの治療となると、偽関節(骨癒合が完全停止している状態)となって、骨の移植が必要となる場合もあるとのこと。
なぜ骨折したのか
人間の場合は、勢いよく転んで手をついたときに舟状骨に垂直の負荷がかなりかかって骨折するそうです。馬で言えば常に垂直の力がかかっているので余計ですね。
ニンフⅡの2015に至っては、馬体重が583kgと、かなり重い部類にはいるのでさらに力が加わっていて、何かの拍子に変な足のつきかたをしたのかもしれません。
治療は可能なのか
馬の舟状骨骨折について説明されているサイトがありましたが、難しい言葉がたくさんでわかりませんでした。
読み解いた限りでは、1年近くは治癒にかかる。治ったとしても再発の確率は高い。再発を防ごうとすると特殊な手術がいるが、それでも1年以上はかかる。復帰は難しい。というところでしょうか。(個人の解釈です)
いずれにしろ、「手術不可能」と言い切っている以上、手術ができないのは事実でしょう。
最終的な診断結果を持ってして処遇を決めるとは思いますが、時間がかかってもいいのでしっかり治癒してほしいですね。競走能力喪失してもどこかで元気に暮らしてほしいのが親心というものです。