先月末にGearbestで注文したALLDOCUBE Freer X9ですが、いろいろトラブルもありましたが、無事到着しました。
9月27日に注文後、梱包だけされ全く配送されず。先週問い合わせて、何度かやり取りした後にようやく10月17日に発送となりました。そこからは順調にいき、10月22日に無事到着しました。
今回は開封&簡単なレビューをしたいと思います。スペック等の詳細は以下を参照ください。
ALLDOCUBE Freer X9~低価格ミドルスペックタブレットを購入
※GPS有りと以下記事で記載しましたが、GPSモードを端末のみの捕捉に変更したところ、現在地を捕捉しませんでしたので、GPS無しと訂正させていただきます。誤った情報を記事にしてしまい申し訳有りませんでした。(2017年10月29日追記)
ALLDOCUBE Freer X9
簡単にどんな端末かを振り返りたいと思います。
スペック
- OS:Android 6.0
- CPU:MTK8173
- メモリ:4GB
- ストレージ:64GB
- SDカード:128GBまで対応
- ディスプレイ:8.9インチ(解像度2560 x 1600)
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth:4.0
- カメラ:リア13MP、フロント5MP
- バッテリー:5500mAh
- サイズ:227 x 144 x 6 mm
- 重量:366g
2万円切りの価格ながら高い解像度と8.9インチという十分な画面サイズ、そして、ミドルスペックなCPUに十分過ぎるRAM、ROMというスペック。
私が購入した時はセール中もあり、19173円という格安で購入できました。しかも、おまけでケースとガラスフィルムまで付いてくるという太っ腹。
到着&開封
日本国内では佐川急便で届きました。梱包は相変わらず中華っぽいです。
中を開けてみると本体、ケース、ガラスフィルムが入っていました。
本体は黒いケースに入っています。見た目は高級感ありますが、素材はチープな箱でした。
すでに開けられた形跡があります。しょうがない。
ふたを開けると本体が顔をだします。透明袋の文字と本体の文字が逆になっていることから、一回だされていますね。しょうがない。
本体の下にはアクセサリが入っています。アクセサリはUSB Type-Cケーブルのみ。あとは取説ですね。もちろん日本語はありません。
簡易レビュー
各ポイント毎に見ていきたいと思います。
外観
では、本体を見ていきましょう。小難しい感じが書いてありますが、きっとこれでALLDOCUBEと読むのだと思います。
こういうフィルムはちゃっちゃと剥がすに限ります。すでに簡易保護フィルムが貼られていますね。ガラスフィルムに張り替えようとしましたが、この保護フィルムが全くはがれないため、しょうがなくこのまま使います。気泡はいっているんだよなぁ。
ベゼルは宣材写真通りです。ベゼル部分もちょい太めですが、タブレットはこれくらいの太さがないと画面内を持つことになるので不便です。
裏はカメラのみです。カメラも出っ張りはないです。置きやすい。また、外側にかけてラウンドしているので置いた時も取りやすいですね。
上面にはmicroSDカードスロットとスピーカーです。
右側面には電源スイッチとボリュームスイッチがあります。電源はちょっとがたついています。いつか取れそうな予感。左側面には何もなし。
下面にはUSB Type-Cのポートとイヤホンジャック、スピーカーです。横向きにしたときにステレオになるということですね。
せっかくなので重さも計ってみました。公称366gとのことですが、370gなので誤差程度の違いしかありません。約9インチでこの重さは助かります。
本体の素材はアルミでしょうか。かなり高級感があります。ここらへんの加工も高いクオリティです。初代iPad miniよりも全然高級感があります。
初期設定
それでは起動してみます。早速ALLDOCUBEのロゴが表示されます。
ロゴが何回か表示された後にAndroidの設定が始まります。最初から日本語が選択できました。よかった。
いきなりSIMカードの挿入とか謎のことを言ってきます。まさかmicroSDスロットじゃなくて、SIMカードスロットなんじゃないかと期待して手持ちのSIMカードをいれてみようと思いましたが、はいるわけありませんでした。
この後はお決まりのAndroidの設定です。Wi-Fi→アカウント→セキュリティ等ですね。
初期状態
これ、素のAndroidですね。
Playストアもしっかり入っているし、不要なアプリといえばESファイルエクスプローラーくらいでしょうか。
ストレージも60GB弱空いています。今回は32GBのmicroSDカード入れてみました。
その他
コメントでお問い合わせいただきましたGPSですが、設定でGPSモードを「端末のみ」に変更してGoogleマップを立ち上げたところ、現在地を補足しませんでしたので本機種にはGPS無しですね。Googleマップを立ち上げると通知バーにGPSマークがついてちゃんと現在地を捕捉しますので、GPS有りそうです。(この確認の仕方で大丈夫ですかね)
カメラに期待している人はいないと思いますが、一応普通に撮影できます。うちの猫を撮影してみました。
これはFreer X9。
次はHuawei P10。
おまけのケースです。変な柄。
おそらく専用品なんでしょうけど、サイズが合っていません。浮いてる。リヤカメラ側もサイズが合っていなく、ケース装着状態で撮影しようとすると上側にケースが映り込みます(苦笑)まぁカメラ使うつもりないからいいけど。
ベンチマーク
定番のAntutuでベンチマークとってみました。69977ということです。
ガルマックスさんでまとめてありましたので調べてみたところ、Zenfone 4(Snapdragon 630)よりちょっと高いくらいということですね。結構いいではないか。
初代iPad miniと比較
私の主な用途は写真、電子書籍、動画閲覧用のタブレットですので、その用途として比較してみます。(写真の撮り方がiPad miniに不利なのはご容赦ください)
まずはdマガジンの表示です。iPad miniが4:3で本機が16:10ということもあり、縦位置での表示領域はそれほど変わりません。ただ、解像度の違いが大きく、鮮明度は本機が勝ります。
また、横画面表示にしたときは16:10のアスペクト比が活き、iPad miniでは読みづらかった見開きで雑誌を閲覧できます。若干文字は小さいですが、拡大しなくても読めそうです。
続いてはAmazonのプライムビデオです。やはりここでも16:10が活きてきますね。かなり大きく見ることができます。
まとめ
総じて非常に満足しています。期待通り、画面は大きくきれいですし、手持ちしても苦にならないサイズと重さ。これが2万円弱で買えるというのだから素晴らしいです。
ただ、やはり普段からそれなりにスペックが高いスマホを使い慣れていると、時々もたつくように感じることもあります。スクロールや選択後の挙動が若干不安定ですね。
また、Android6.0ということで、今後のアップデートも期待できないでしょうから、どれくらいOSとしての寿命があるかというところも気になりますね。
とは言え、私の用途(写真、動画、電子書籍閲覧)としては十分過ぎるタブレットです。これで初代iPad miniともお別れになりそうです。(実は今まで7インチFireタブレットや怪しい中華タブレット、Android4.2の古いタブレット等いろいろ使ってみましたが、iPad miniのほうが使いやすかったです)
安くて解像度等、画面のきれいさを重視する方にとっては、Freer X9を候補に加えてみていただきたいです。個人的には買って損なしですね。
さっそくのレビューをありがとうございました。
GPSは付いているようですね。
d-01jと悩みます!
d-01jもなかなか良いタブレットですよね。少しでも検討の手助けになれば幸いです。
大変申し訳ありません。GPSありませんでした。モードが「高精細」モードになっていたため、ネットワークをひろって現在地を捕捉していたようです。「端末のみ」に変更したところ、現在地捕捉しませんでしたので、GPS無しと訂正させていただきます。
GPSなさそうな気がします。
設定の位置情報でモードを高精度から端末のみに切り替えると
YahooMAPでは現在地を見つけてくれません。
全体的にはいい端末で気に入ってます。
最初の頃は振ると中でカタカタ音がしてましたが、気がつくと
音もしなくなってました。
コメントありがとうございます。
私の方でも再度しっかり確認してみようと思います。
再確認してみたところ、ご指摘の通りGPSありませんでした。Googleマップでも捕捉しませんでした。情報ご提供ありがとうございます。
私も全体的にバランス良い端末で気に入っております。写真の閲覧や動画、電子書籍といった用途にはぴったりです。私のはカタカタ音はなかったですが、電源ボタンだけガタガタでいつ取れるかドキドキしています。