私が初めて購入したレンズ交換式のカメラであるα55。
発売日にソニーストアで購入してから、何かある度に持ち出していました。とは言え、それほどまでに写真に熱を上げていたわけでもないので、シャッター数としてはいまだ10000枚ほどです。
そんな私のα55ですが、電源が入らなくなるという故障がおきてしまいました。それを修理にだしたお話です。
いきなり電源が落ちる
姪っ子のピアノの発表会で撮影していたのですが、突如シャッターを切った瞬間に電源が落ちたのです。
それまで何事もなくシャッターを切っていました。連写ではなく、単写で撮影していたのでそれほど負荷を与えていたわけでもありません。
それから全く電源が入らなくなってしまいました。
別のカメラを持っていたのでその場は別ので切り抜けましたが、1台しか持っていなかったらと思うと恐ろしい。
そして、この日のために購入したSAL70300Gをほとんど使うことなくカメラが故障という悲しい結果に。
故障診断
家に帰ってからも全く電源が入りません。
とりあえず故障箇所の切り分けをします。不具合箇所の可能性として考えたのが以下の通り。
- バッテリーが空っぽ(直前までフル充電だったのでありえないとは思うが)
- 本体故障
- レンズ故障
- バッテリー故障
まずは1番の充電が無くなった可能性を考え、バッテリーを充電します。そして、フル充電になったところでカメラに戻して電源ON。やはり電源が入りません。
そうなると2、3、4の可能性です。こういう時は巻き替え診断です。
まずはレンズを交換。別のレンズで試してみましたが、やはり電源は入らず。
そして、次はバッテリー交換。スペアのバッテリーをフル充電し、電源ONにしてみますが、やはり電源はいらず。
これらのことにより、不具合は本体にあると推定しました。ここからは私ではどうしようもないので、サポートセンターに持っていきます。
修理にだしました
幸い、電車で1本の場所にソニーストアがあり、そこに相談窓口があるため、そこにカメラを持っていきました。
窓口で電源が入らない旨を伝えると、店舗のバッテリーを持ってきたり、レンズを外して電源つけたりしていました。
すると、店舗のバッテリーを使ったら電源が入ったのです。なんてことでしょう。
あれ、これはバッテリーの問題か・・・と思って、店舗スタッフが何回かシャッターを切っていたら、再び電源が落ちたのです。そして、そこからはまた電源が入らなくなりました。
というわけで、晴れて修理となりました。
故障原因
修理に引き渡してから2日後、サポートセンターから電話がかかってき、不具合箇所の説明がありました。
不具合箇所はシャッターモーターとレンズマウント(レンズとの接点部)とのことです。ネットで調べてみるとシャッターモーターの故障はα55の持病みたいなもので、結構な症例がありました。
費用は部品代+修理工賃で約1万9000円くらい。
正直、α77Ⅱに買い換えようかとも思いましたが、まだα55で十分かなと思って今回は修理することにしました。
修理完了
修理に出してから1週間かからずに修理完了の連絡がきました。
早速週末に受け取ってきましたよ。よく見るソニーの修理後です。修理費用は税込18,300円でした。シャッターモーターが1,400円、マウント接点端子が400円、工賃が15,000円ということでした。
愛しのα55くんが戻ってきました。
今回はシャッターモーターとマウント接点端子の交換でしたが、交換済み部品としてはマウント接点端子しか入っていませんでした。モーターは返却されないのか。
SAL70300Gを取り付けました。ようやくまともに撮影できる。
試し撮りしてきました
ちょうどチャンピオンズC当日だったので、中京競馬場で試し撮りしてきました。
C. デムーロです。このあと振り落とされて出走取消となりました・・・。
やはり300mmはいいですね。欲を言えばもうちょっとほしいですが。
チャンピオンズC勝ち馬のゴールドドリームです。
チャンピオンズCスタートしました。
4コーナー回りました。ダートは遠いので300mmだと物足りないです。
結局2頭が前で残り、後ろからきたゴールドドリームが勝つという展開。去年もこんな感じだったような。
まとめ
やはりα55でもまだまだ十分満足できます!というより、今の機材でまだまだいい写真を撮れる気がする。
修理という選択で良かったと思います。