50系プリウスにお乗りの皆さん、最近の寒さの中燃費はいかがでしょうか。
私が住む愛知県でも早朝はマイナス気温になることが多々あります。日中でも5℃を下回ることがありますね。毎朝フロントガラスが凍っているのでそれを解かすのに時間がかかって仕事に遅刻しそうになったこともありました。
そんな寒さの中では、プリウス乗りとしてはやはり燃費が気になります。この寒さの中の通勤での燃費はどれくらいなのか私の車を例にして紹介いたします。
私の通勤距離
片道約20km、往復40kmを毎日通勤で走っています。
そして、この40kmですが、峠越えをするため、アップダウンが非常に激しいルートでもあります。そのため、なかなか燃費が伸びないルートでもあったりします。
下りでHVバッテリを充電して、上りでその充電した電気で走るというのが理想的です。でも上りでEV走行しようとするとかなり低速で走らなければなくなり、後続車が来ていると精神的にアクセル踏んでしまいますよね。ここを我慢すれば燃費ももう少しあがるかも。
特に行きは上りが多いため、夏場でも20km/Lちょっとくらいの燃費です。その分帰りは下りが多いため、30km/Lちょっとの燃費を叩き出します。往復で大体25、26km/L前後のときがおおいですね。
以下は昨年夏の平均燃費です。
私の運転スタイル
スタイルというほどでもないですが、私はそれほど燃費を意識した運転はしません。
アクセルの踏み代を意識したりもしませんし、坂道ではスピードを維持しようと踏み込んだりもします。そのため、今回紹介する燃費は意識して高燃費をだそうとしているわけではない一般人の数字ということをご理解ください。
真冬の燃費
これは実績を見ていただくのが手っ取り早いでしょう。
いやぁ、悲惨ですね。軒並み20km/Lを切っています。これくらいならそこらへんの軽やコンパクトカーでもだせそうな数値ですよね。
運転上手な人はきっともっと素晴らしい数値を叩き出す気がします。
月毎の平均燃費は
参考までにここ4ヶ月の月毎の数値を見てみましょう。
見事に気温につられて燃費がさがってきています。お見事。
冬場の燃費が下がる原因
ではなぜ冬場の燃費は下がるのでしょうか。よく言われるのが冬の方が夏の2割ほど悪くなると言われています。
原因の多くはもちろん寒さの影響です。
寒さにより、車自体が冷えています。エンジンをはじめ、冷却水や各オイル、ガソリン等の温度が低いおかげで車が一定の温度まで温めようとします。
じゃあ、どうやって温めようとするかというと、ガソリンを多量に投入してエンジンを回すわけです。そうすることにより各部品の温度があがっていきます。つまり、この暖機するためにガソリンを多く使うことにより燃費悪化の要因となります。暖気後に長距離走るのであればその影響は乗れば乗るほど小さくなっていくのですが、これが短距離の運転だと影響がかなり大きくなります。
もうひとつの要因が寒さによる暖房の使用です。
車の暖房はエンジンを回して発生される熱を使用して温風をだしています。つまり暖房を使用し続ければ、その分エンジンが回る機会が多くなるのです。エンジンを回す=ガソリンを使用することなので、自然と燃費が悪化していきます。
燃費悪化を避けるには
上記2店の原因が発生する機会を少なくすれば自然と燃費悪化を避けることができます。
1つ目の暖機については長距離走ることにより影響を少なくできます。そして、2つ目は暖房を使用しない。これに限ります。そんな時の必殺技がシートヒーターです。シートヒーターは電気で熱を発生させるので燃費に影響しません。暖房を使用せずにシートヒーターだけ使用すればいい!
まとめ
カタログ値で37.2km/Lの50系プリウスですが、冬場は20km/Lくらいまで落ちることもあります。
あくまでも何も意識しないで運転した場合の数値ですし、私の通勤ルート上での話ですので、すべての人に当てはまるとは限りません。また、燃費悪化を極力避ける方法もありますが、私は少しの燃費改善よりも温かい車内の方を選んでしまいます。
私は冬場の燃費は下がるものだとあきらめて乗り続けることにします。