ドライヤーってどんなに安物でもとりあえずは乾くので、我が家ではいつ買ったかわからないドライヤーをずっと使っています。
しかし、最近風量が弱くなってきたり、熱風がでないときがあったりと、作動が不安定になってきました。そのため、買い替えを検討し始めました。
せっかくならと思い、速く髪を乾かせるように大風量で、冬の天敵である静電気も予防してくれるようなドライヤーが欲しいと調べてみました。
今回はその結果をまとめてみて自分には何が合っているのかを検討しようと思います。
現在のドライヤーへの不満
現在のドライヤーで困っていることをまず考えます。そこで思ったのが以下の2点。
- 風量が弱い(=乾くのに時間がかかる)
- 髪がぺったりする
ではこれらを解決するためにはどのような機能が必要なのでしょうか。
風量が弱い
これはもう風量が強いドライヤーを選ぶしかないですね。
ドライヤーの風量は「㎥(立法メートル)/分」で表されます。1分で噴出される風の量ということでしょうかね。この数値が大きいほど風量が多いという判断ができます。
価格.comでドライヤーを調べてみると、安い価格帯のものは大体1.4㎥/分くらいですね。高いものの中には2.0㎥/分を超えるものもあります。メーカーの謳い文句を見ていると、1.9㎥/分を超えると大風量とうたっているような気がします。
というわけで、今回は1.9㎥/分以上のものを条件の一つにします。
髪がぺったりする
これは感覚的なものになりますが、乾かした直後からぺったりするというかさらさらにならないんですよね。そもそもそんな髪が長いわけではないのですが、ぺったり貼り付いてしまうと残念な髪型だったりしますので最近気にしています。あとは静電気もどうにかしたいですね。
これは最近話題のマイナスイオンやナノイー等の付加価値に期待するしかありません。正直、実態がわからないものではあります。髪は本来プラスの帯電があるものらしく、化学的に考えればマイナスイオンで中和することによる効果があるそうです。
まぁ、最近のものならイオン付きは当たり前ですが、より効果が高そうなものを選びたいですね。
私が候補に選んだドライヤー
ここからは具体的な製品を値段毎に見ていきます。
15,000円~
調べていて高級ドライヤーの境目はここかなと思いました。これ以上の値段の製品は各社ともにフラグシップ機です。ちなみに、下記の値段は価格.comの最安値を基にしています。
<ダイソン>Supersonic HD01 ULF 約40,000円
吸引力が衰えない掃除機でおなじみのダイソンのドライヤーです。
何と言っても風量2.4㎥/分という圧倒的な風量。この風量はダイソンのデジタルモーター技術のたまものでしょう。そして、過度に熱くならないようなヒートコントロールをしているようで、髪や地肌を守ってくれるそうです。形状もコンパクトで軽そうで魅力的ではありますが、いかんせん高すぎる。ドライヤーに40,000円はだせないなぁ。
<日立>ヘアクリエプラス+ HD-NS910 約20,000円
日立のナノイオン搭載ドライヤー。
風量はダイソンまでとはいきませんが、1.9㎥/分と十分。そして、日立独自技術のナノイオンが髪にうるおいを与えて髪ツヤや強度までもアップしてくれるそうです。気になる点は、2017年10月発売の新製品にもかかわらず価格.com上でレビューはおろか、口コミすらないという状況。高すぎて誰も買わないのか。
<パナソニック>ナノケア EH-NA99 約15,000円
ドライヤー界の絶対王者であるパナソニックのナノケアです。
風量は1.3㎥/分ということで、私の条件に全然届いていません。しかし、ナノイーの力が絶大に思います。知人宅で使ったことがありますが、髪がサラサラツヤツヤになるのです。乾き自体も風量の数値のわりには結構速く乾くと思いました。美しさに徹底的にこだわったモデルですので、どちらかというとスタイリングを気にする方向けですかね。
5,000円~15,000円
普及価格帯です。各社とも群雄割拠状態なのがこのミドルレンジクラス。しかし、中途半端な機能の製品も多く、魅力的なものはそれほど多くない。どこに重きを置くかが明確になっていればいい製品に出会えるかもしれないのもこの価格帯。
<パナソニック>ナノケア EH-NA98 約13,500円
上記のナノケアの旧型モデルです。そのため、若干安い。
新型との違いは毛先集中モードと速乾ノズルということで、基本機能についてはそれほど違いがない。速乾ノズルは少しきになるけど、これなら型落ちでもいいかなと思える。しかし、値段の差も2,000円くらいなので、それなら新型でいいじゃないかというジレンマもある。悩ましい。
<ドン・キホーテ>プロテクトイオン ヘアードライヤー DXT7000 8618円
ドン・キホーテとテスコムの共同開発製品。
注目はダイソンをも凌駕する2.5㎥/分の大風量。これほどの威力が必要だろうかというレベル。その風量レベルを無段階で調整できるのが良い。そして、マイナスイオン、プラスイオンを同時放出するというテスコムのプロテクトイオンという技術も搭載されており、大風量でありながら艶髪を演出してくれるそう。値段と機能のバランスが魅力的。
参考
情熱価格PREMIUM×TESCOM プロテクトイオン ヘアードライヤードン・キホーテ
<テスコム>SALON de TESCOM TID2500 約5,000円
ドン・キホーテ製品の風量ちょっと弱い版。
こちらは2.2㎥/分ですが、これでも十分大風量。もちろん上記で説明したプロテクトイオンも搭載しているため、違いは風量だけと見た。それで3,500円安いならこちらでジュウンではないかと思う。口コミを見ていると風量の割には風が強くないだとか、温度が低いとかいろいろ言われていますね。この価格帯なので賛否はありそう。
~5,000円
この価格帯は各社ともに廉価製品ですね。ただ、結構バランス良い製品もあり、過度な機能を必要としなければこの価格帯の製品で十分な気がします。
<パナソニック>イオニティ EH-NE59 約4,000円
パナソニックの廉価ブランドのイオニティ。
ナノイーは搭載されておらず、マイナスイオンのみではあるが風量は1.9㎥/分と、ナノケアよりも強い。もちろんナノイー無しのため、スタイリング機能に劣るところはあるかもしれないが、30代の男が必要とするのはこれくらいで十分な気がする。何と言っても安い。
パナソニック ヘアドライヤー イオニティ 青調 EH-NE59-A
<コイズミ>モンスター KHD-710W 約4,000円
名前からしていかついモンスター。
何がモンスターかというとその大風量。スペックとしては2㎥/分ですが、ファンを2つ搭載したダブルファンでかなりパワフルな風がでるということです。一応マイナスイオンもついていますが、本当に一応というレベル。短時間で乾かすことにより髪へのダメージも減らすという狙いだそうです。
まとめ
いろいろと調べてみましたが、高いのはやはり値段なりに良さそうなんですよねー。かと言って、自分にはすこしオーバースペックな気もする。
しかし、ドライヤーは一度買えば10年くらいは普通に使えるので高いの買っても十分だとも思える。安物買いの銭失いという言葉もあるくらいですから、安い方買って後悔したくはないですよね。
あとは自分に必要なのがどういう機能なのかということをもう少し明確にしなければですね。そうすれば自ずと必要な製品は決まってくると思います。
うーん、まだまだ悩みます。でも本当にドライヤーが壊れて使えなくなる前には買わなきゃね。