私の手持ちカメラはソニーのα55でした。しかし、AF性能に不満を持つようになり、買い替えを検討していました。
そして、いろいろなショップの中古やヤフオクを眺めた結果、α77Ⅱの中古を購入しました。
購入した決め手はやはりレンズ資産が使えること。マウント変えを行うとレンズも含めて買い直さなければいけないことがネックでした。先々を考えればマウント変えの方がいいという結果になるかもしれませんが・・・。
今更レビュー等やっても誰も興味ないでしょうから、京都競馬場へ行ってきた結果で使った感想を記事にしてみようと思います。
ちなみに、京都市動物園にも行っていますのでその話は別記事で。
α77Ⅱ ILCA-77M2
今更レビューをしても・・・とは言え、α77Ⅱはこんなカメラですというのを最初に紹介しておきます。
AF性能
発売された2014年当時は世界最多の79点の測距点数をほこる位相差AFセンサーを搭載しています。
新アルゴリズムによって被写体追従性もかなり高くなっている模様。そのため、α55で不満となっていたAF性能は大幅に改善できることが容易に想像できます。
AFエリアもワイド、ゾーン、中央、フレキシブルスポット、拡張フレキシブルスポット、ロックオンAF(ワイド/ゾーン/中央/フレキシブルスポット/拡張フレキシブルスポット)といったバリエーション豊かなエリアを選択できます。
いずれにしろ、α55からは飛躍的な向上が見込めます。
連写性能
α55では10コマ/秒でしたが、α77Ⅱでは12コマ/秒の連写ができます。(F値はF3.5に固定)
バッファもα55よりは増えているので今までより多くの時間連写できそうです。とは言え、そんな長時間連写することはありませんが。
京都競馬場で試し撮り
返し馬、レースを中心に試し撮りしてきました。今までのα55では直線でもAFが迷ったりでここぞというときにシャッターが押せないこともありましたが、どう変わったでしょうか。そもそも体感できるほど変わったのだろうか。
条件戦
お昼から競馬場へ行ったので6Rくらいから撮影できました。
きさらぎ賞
出世レースとしても名高いきさらぎ賞。晴天の下でレースが行われました。
まずはパドック。
人気ながら5着と敗れたカツジ。私の本命でした。
勝利したサトノフェイバー。
素質はピカイチだと思うけど、レース運びがそもそも競馬になっていないダノンマジェスティ。
3着まで追い上げたラセット。
続いて返し馬です。
サトノフェイバーは落ち着いていましたね。
返し馬はダノンマジェスティもいい感じだったのだが。
そして、ゴール前。
サトノフェイバーがグローリーヴェイズの猛追を退けました。
勝利したサトノフェイバーとフルキチこと古川吉洋騎手。
アインブライドでG1を制覇し、そのアインブライドできさらぎ賞にも挑戦していましたね。懐かしい。
α77Ⅱに買い替えての感想
今回、京都市動物園、京都競馬場とα77Ⅱで試し撮りを行ってきました。
率直な感想としては、そこまでα55と変わらないというところ。ただし、AF性能は段違いです。レース中のAF速度はかなり早いし、正確だし、追従性能も不満はありません。
撮影したJPEGを見てみても、α55よりもピントが合っている写真がかなり多いです。α55の時は連写して、そのうちなんとか1枚良いのがあったかなというところでした。それが、α77Ⅱでは4、5枚くらいは使えるのがありました。これには大満足。
ただ、撮影した画質というところでいくと、そこまで大きい違いはないかなと思います。α55でも条件が合った時の画質は目をみはるものがありました。富士フイルムのX-E2+XF35mm F1.4で撮った時の画像の方が感動はかなり大きかったです。
4年前の機種のため、まぁこんなものかなというところです。このAF性能であればもっと良い写真が撮れると思います。今のところ満足いくほど十分な写真を撮れていないのは自分の腕が低いんだなと痛感しています。買ったからには使い倒して腕を上げたいと思います。
あとはもう少し明るいレンズを買うことですね。