どうしてもiPod classic&Bluetoothイヤホンで通勤したかったために、iPod classicで使えるBluetoothトランスミッターを購入しました。
先日、4月からの電車通勤に備えてBluetoothイヤホンを購入したことを記事にしました。
もともとプレイヤーはiPod classicを使うと言っていましたが、そもそもiPod classicってBluetooth対応してないじゃん!!ということにイヤホン買ってから気づきました。恥ずかしくてしょうがない。
昔使っていたGalaxy S4とかXperia Z3 compactとか使えば、とも思いましたが、せっかくならiPod classicをBluetooth使えるようにしたい。160GB入るのは大きいし。
そんな経緯でイヤホンジャックに接続して使えるBluetoothレシーバー&トランスミッターを購入したのでレビューします。
Inateck BR1008(Bluetoothレシーバー&トランスミッター)
PCアクセサリーやUSBハブ等、主にPC周りのい商品を扱うInateckというメーカー。どうやらドイツの会社のようです。SANWA SUPPLYみたいな感じかな。AmazonでInateck Onlineという直営のお店から購入できます。
今回の商品はイヤホンジャックに接続して使うBluetoothレシーバー&トランスミッター。
レシーバー&トランスミッターということで、以下のように使用することができます。
- レシーバー:手持ちの有線イヤホンをBluetoothイヤホンとして使える
- トランスミッター:Bluetoothに対応していないテレビやプレイヤーの音声をBluetoothスピーカーやイヤホンに飛ばしてワイヤレスで聞くことができる
この商品のすごいところは最新規格であるapt-X HDに対応しているということ。apt-X LL(Low Latency)にも対応しているので、対応のイヤホンやヘッドホンを使えば低遅延で音声を効くことができる。遅延が大きいと、口の動きと音声がずれたりと、動画では大敵重宝しそうです。
今回はこのトランスミッターとしての機能を使用してiPod classicをBluetoothイヤホンで聞けるようにしてしまおうということです!
ちなみに、私のイヤホンはTaoTronicsのTT-BH07なので、接続はapt-Xでの接続となりそうです。
お金が貯まったらapt-X HDに対応しているWH-1000XM2かWI-1000Xでも欲しいですね。
購入しました
寝る前(0時過)に注文してその日のうちに届くというAmazonクオリティ。さすがです。
いつものAmazon茶封筒にこれだけ入っていました。
開けてみるとなんだかおしゃれじゃないですか。これがドイツクオリティか!
本体ちっちゃいなぁ。すんません、もっと大きいのを想像していました。
同梱物
- 本体
- ミニジャックケーブル
- 赤白変換ケーブル
- ミニジャック直結用プラグ
- 充電用USBケーブル
- 取扱書
外観
本体は本当に小さいですよ。SDカードと比較してみます。
サイズ見ずに買ったのでもっと大きいものを想像していました。これはうれしい誤算です。iPod classicについていても邪魔にならなさそう。むしろ、iPod classic入れているケースに入りそう。
操作類、インターフェースは側面に集約されています。
まずは電源ボタンとレシーバーとトランスミッターを切り替えるスイッチ。
TX=トランスミッター、RX=レシーバーですね。
あとはAUX端子とMicro USB端子です。
使ってみよう
まずは充電しましょうね。
充電したらiPod classicと本機をケーブルで接続しました。いやぁ、小さいですね。
ペアリング方法
本機にイヤホンやスピーカーをペアリングする方法はいたって簡単です。
まず電源ボタン長押ししてペアリングモードに移行します。長押しし続けて赤と青が交互に点滅しはじめたらペアリングモード状態です。
続いて、受信側(今回はイヤホン)をペアリングモードにします。
そうすると、勝手にペアリングしてくれるのです。イヤホンをペアリングモードにしたらいつの間にか使えるようになっていました。
再接続するときは?
次回からはペアリングモードではなく、本機と受信機を電源ONすれば自動で接続してくれます。これは便利ですね。
本機の電源はOFFにしなくても、受信機側の電源が入れば再接続するのでテレビ等に接続して据え置きで使う場合もいちいち本機の電源ON/OFFする必要はありません。
使用感
まだ家でしか使っていませんが、接続状態でトイレや家の中を歩き回りながら3時間ほど使用しましたがまったく接続切れは起きません。
何と言ってもサイズが小さいので非常に取り回しが楽です。これはiPod classicのベストパートナーじゃなかろうかとさえ思い始めました。
そして、さりげないところですが、どのコーデックでペアリングされているかをLEDの点滅パターンで教えてくれます。
ペアリング中は10秒毎に青色LEDが点滅するのですが、そのパターンが以下のように接続コーデックを表しています。
- 青色LEDが10秒に1回点滅:SBCまたはAAC
- 青色LEDが10秒に2回点滅:apt-X
- 青色LEDが10秒に3回点滅:apt-X Low Latency
- 青色LEDが10秒に4回点滅:apt-X HD
私のイヤホンはapt-X対応のため、ペアリング中は10秒毎に2回点滅しています。どのように接続されているかがわかるのはうれしいですね。
こんな使い方もできます
イヤホンジャックに接続して使うタイプのため、かなり汎用性が高いんですよね。
iPod classicに接続する場合でも、直接接続して使うこともできますが、ポータブルヘッドホンアンプに接続して使うこともできます。持ち物増えるのは嫌なので、実際に使うことはないと思いますが、少しでもリッチな音で聞きたいという需要も満たしてくれます。
さすがにケーブルがごちゃごちゃとします。
しかし、ポタアン接続にすると音の明瞭感や解像感、艶が増しますね。薄皮1枚むいたような音になりました。ちなみに、使用しているポタアンはJVCのSU-AX7です。荷物は多くなりますが、iPod classicをいい音で聞きたい場合にはこれくらいやむなしか。ワイヤレスなら入れっぱなしだし。
残念ポイント
基本的な機能としては満点ですが、ひとつだけ残念ポイントをあげます。
充電が必要な機械がひとつ増えてしまう。これだけです。
私は往復1時間半ほどの通勤で毎日(聞かない日もあるけど)使っていますが、1週間持ちません。ちなみに、イヤホンも1週間持ちません。そのため、当たり前ですが、都度充電が必要になります。これが意外に面倒。iPod classic自体は結構持つからいいのですが。
接続する機械をひとつ増やしているのでしょうがないのですが、これは今でも慣れませんね。
Appleさん、Bluetooth対応した大容量iPod発売してくれませんかね?
まとめ
今回はBluetoothトランスミッターとしてのみの使用感をお届けしました。
しかし、本機は本当にいろんなものに使えそうです。レシーバーとして使うと、Bluetoothに対応していない我が家の真空管アンプをBluetooth対応させれちゃいます。そうすればPCの音声もBluetoothで真空管アンプを通して聞くことができますね。CDプレイヤーしかつないでいないので出番がかなり少なくなっていますが、これなら再び出番がでそう。
ちなみに、私はもう1台ポチっちゃうくらいお気に入りです。手元にBluetooth対応させたい製品があるならこれは是非おすすめしますよ。