GPD Pocket2のキャンペーン開始!ファン待望のUMPCの後継機

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小型PCファンの方なら必ず購入を検討したであろうGPD Pocketの後継機であるGPD Pocket2がクラウドファンディングサイトのIndiegogoでキャンペーン開始しました。

初代GPD Pocketについては欲しいなと思いましたが、タイミングが遅く出資することはできませんでした。今回の2では大幅にCPU性能がアップすることもあり、是非とも出資したいと以前からウォッチしていました。

満を持して登場するGPD Pocket2の魅力をお伝えしたいと思います。

GPD Pocket2

初代GPD Pocketは2017年4月にIndiegogoでキャンペーンを開始し、総額3,567,642ドルを集めた製品です。

7インチのFHD液晶にCPUがAtom最高性能を誇るx7-Z8750、8GBメモリ、128GBストレージを搭載したUMPC(Ultra Mobile PC)でした。

それから1年ちょっと経ち、ついに後継機であるGPD Pocket2がキャンペーン開始しました!

スペック

OS Windows 10 Home
画面 7インチ(1920×1200)、IPS液晶、マルチタッチスクリーン
CPU Intel Core m3-7y30
グラフィック Intel HD Graphics 615
RAM 8GB LPDDR3
ROM 128GB
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.1
入力 USB Type-A×2、USB Type-C×1、Micro SD×1
サイズ 181×113×8~14mm、465g

変化点

私的に良いところを○、△、×で表現しています。

○CPU

初代のAtom x7-Z8750からCore m3-7Y30になっています。PassmarkというCPU性能を比較できるサイトのスコアで見てみますと以下のとおりです。

  • Atom x7-Z8750:1917
  • Core m3-7Y30:3557
  • Core i5-4200U:3285

2倍弱の性能アップということですね。ついでに私が今使用しているノートPC(2011年くらいのVAIO)のCPU(Core i5-4200U)も比較してみますと、当時のi5を超える性能を持っていることになります。

CPU性能だけでそのPCのすべてが決まるわけではありませんが、高いに越したことはありません。ただ、CPU自体はファンレスですが、本体にはファン(ON/OFF選択可能)を搭載しています。さすがにあのサイズでは放熱処理に限界があったのでしょう。

また、CPUの性能アップに伴い、グラフィック性能も大幅にアップしています。初代と比べて2倍以上アップしているようです。まぁ、グラフィック性能を求める人はそもそもGPD Pocetを購入しないと思いますが・・・。

△ストレージ

初代と同様eMMCであるには変わりないですが、改良版となったようで速度が2倍近くになっているようです。

姉妹機のGPD WIN2がSSDだったのに、なぜGPD Pocket2はeMMCのままなのか、ということですが、開発者いわく、発熱や消費電力を考えてeMMCを選択したとのことです。しかも、SSDよりコストはかかっているらしく、あえての選択ということが伺えます。

×トラックポイント廃止

初代にはあったThinkpadのようなトラックポイントが廃止されています。その代りと言ってはなんですが、光学式のポインティングデバイスが搭載されています。

キーボード中央にあったポインティングデバイスは右上のヒンジ手前の位置に移動しています。ノートPCとして使用する場合、非常に使いづらくなると見込まれます。ただ、両手持ちで操作する場合は操作しやすくなるのではと考えています。

ここについては圧倒的に初代のほうが使いやすいでしょうね。もともとは光学式ポインティングデバイスすら搭載しない予定だったようで、マウス使用前提を考えていたそうです。しかし、ユーザーからの声が大きかったため、追加したそうです。

○入力ポート

初代からUSB Type-Aが1個増え2個になりました。これはうれしいですね。

また、Micro SDカードスロットも搭載されたのは良いですね。カメラ使いとしては、正直に言うとSDカードスロットが良かったですが。

その分、microHDMIポートが無くなり映像出力にはUSB Type-C経由でしか出力できなくなりました。残念ではありますが、それほど使わないからいいかと思います。

Indiegogoのキャンペーン

2018年7月30日よりIndiegogoでキャンペーンを開始しました。

  • 4GB/128GB:529ドル
  • 8GB/128GB:599ドル609ドル

70ドルの違いであれば8GBの方を選びたいですね。というか、すでに8GBの方を出資しました。

ちなみに、8月1日時点での残り数は4GBが184個、8GBが196個となっています。8GBについてはもともと1800個あったのですから、2日で1500人が出資したことになります。
※現在は599ドルは完売となり、8GB版は609ドルとなっております

締切になるのも時間の問題と思います。とはいえ、その先の出資計画もきっとあると思います。ただ、実売価格が800ドル弱になるということなので、是非とも欲しい方はこの価格で出資しておきたいですね。

なお、GPD Pocket2はクラウドファンディングという形式をとっております。そのため、製品が完成せず、実際には製品が手元に届かず、お金も返金されないリスクがあることはご承知おきください。

どうやって使おう

すでに8GBに出資した私としては、手元に届くであろう10月までは使用方法を考える楽しい時間です。

今の使い方は以下を想定しています。

  • 通勤時にネットサーフィンしたりブログ書いたり
  • 旅行時の写真データバックアップ用
  • 家ではリモートデスクトップでDTMや写真現像

まぁ、こんなところでしょうか。じゃあ、初代で十分じゃんという気もしますが、いかんせん新しいもの好きな私としてはそれほど価格も変わらないのなら新しいものを選びたいです。

あとは実際に使わなかったとしてもリセールバリューがあるんじゃないかなと考えています(笑)

まとめ

さまざまなところで話題となっているGPD Pocket2なので、みなさんすでに知っていますよね。今更記事にしている私は出遅れ状態です。

正直、このレベルのUMPCであればAtom x7-Z8750の初代でも十分使い物になるのではと考えています。それでもやはりこういう尖った製品は未知の魅力がある方を選びたくなりますよね。

欲しい方は早く出資しないとすぐ無くなってしまいます。早めにどうぞ。

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