我が家のフェレットの背中に皮脂腺腫という腫瘍ができたため、手術で切除してもらいました。
本人はあまり気にしている感じはなかったですが、血のかたまりのような感じになっており、どんどん大きくなっていっていたので、思い切って手術をすることにしました。
フェレットの手術ってどれくらいお金かかるの?というところも含めてご紹介します。
背中にデキモノが!!
昨年くらいから背中にデキモノができていました。病院では塗り薬をもらってひとまず落ち着いたのですが、今年にはいってまたできました。病院の先生に電話をしたら「とりあえず塗り薬で様子をみてください」とのことだったので再び様子見。
しかし、今度はいっこうによくならず・・・徐々に大きくなってきているように見えます。改めて見てもらい、飲み薬等、また別の塗り薬をもらって対処しましたが、結局よくならずでした。
年齢も4歳を越えてきたので徐々にシニア世代ということもあり、やはり健康面は気になります。引っ越しをしたことを機に、別の病院へ行ってみるとおそらく皮脂腺腫ではないか、という診断がくだされました。
皮脂腺腫自体はフェレットにはよくあるらしく、悪性でなければ特に問題はないとのこと。しかし、フェレット本人が気にして自壊して悪化させるケースもあるため、切除するのが望ましいらしい。
徐々に大きくなっていっているということもあり、思い切って手術をすることにしました。
麻酔に向けた検査
高齢になると麻酔で目覚めなくなる、という可能性もあることから事前検査をしましょうということになりました。
レントゲンとエコー検査をしたのですが、どうも心臓周りに本来見えなければいけない肺が見えないとのこと。うちのフェレットさんは特に普段の行動でおかしなことはなかったため、後日再検査をすることに。
改めて検査をしても同様の状態。ただ、エコー検査でも血流が少し逆流しているくらいで特に問題は見られず。先生の所見でも呼吸や心臓の音に変なところはないとのことだったので問題ないだろうと。
少し気になりはしたが、手術していただくことにしました。
手術当日
朝一で病院に預けます。何もなければ夕方に帰れるそうです。
事前検査で少しきになるところがあったので、気が気でなかった・・・終わったら電話くれるとのことだったけどなかなか電話がこず。16時位にようやく無事に終わって目覚めましたよ、という電話がくる。ほっとする。
背中は痛々しい縫合状態。顔には先生お手製のクリアファイルで作ったエリザベスカラー。
術後の状況も良好で、2週間ほどで抜糸となった。
病理検査結果
抜糸の際に病理検査の結果をいただきました。結果として、良性の皮脂腺腫とのこと。
2箇所の皮脂腫瘤では、いずれにおいても皮脂腺由来の腫瘍細胞の増殖巣が認められ、腫瘍細胞に明らかな悪性所見は観察されないため、皮脂選手と診断します。本腫瘍は本症例のように多発傾向を示す場合があるため、他部位からの新たな発生には念のためご注意ください。
病理検査結果抜粋
ご注意くださいと言われても、どうすればいいんだろうか・・・。
手術費用
さて、気になる手術費用は以下の通り。以下の金額に消費税がかかります。
消費税込みの総額は76,285円でした。
この前に事前検査等やっているでプラス2万円くらいです。総額は10万円くらいですね。
これで元気になってくれるのであれば安いものです。
術後状態
切除部分が大幅に毛がないことと縫合後が痛々しいくらいは全く問題なし。
麻酔のうったからか、手も毛がそられております。
むしろ以前より暴れまわっています。切除前は少し動きがおとなしくなったかなと、4歳だから落ち着いてきたのかと思ってましたが、やはり背中を気にしていたのかもしれません。
今ではもう猫たちに喧嘩を仕掛けて走り回っています。
今のもっぱらの問題は、少し太り過ぎ問題です・・・。ダイエットせねば。