Xiaomi Mi Note10実機レビュー!1億画素5眼レンズカメラの実力やいかに!?

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久々に中国のXiaomiのスマホを購入しました。1億画素5眼レンズのカメラが売りのXiaomi Mi Note10です。

最近はカメラに期待しつつHuaweiのスマホばかり購入していましたが、Googleから締め出されてしまって今後が怪しいこともあり、Xiaomiに鞍替えしようかと思っています。

日本発表も12月9日に控えている中でグローバル版を購入しましたのでレビューしようと思います。

Xiaomi Mi Note10

2019年11月に発表となったXiaomiの新型スマホであるMi Note10の注目する箇所はやはり5眼レンズと1億画素ですね!

カメラのベンチマークのひとつであるDXOMARKでは、Huawei Mate30 Proと同じ121ポイントを獲得しています。(厳密には中国版のCC9 Pro Premium Editionnのレビュー結果です)

スペック

Xiaomi Mi Note10
OS MIUI11
(Android 10ベース)
プロセッサ Snapdragon 730G
メモリ 6GB
ストレージ 128GB
外部メモリ 無し
ディスプレイ(解像度) 約6.47インチ(2340×1080)
バッテリー容量 5260mAh
リヤカメラ 約1億800万画素(Samsung製1/1.33インチセンサー、F1.69、手ブレ補正)
+約1200万画素(ポートレイト、F2.0)
+約2000万画素(超広角、1/3インチセンサー、F2.2、AF)
+約500万画素(望遠、F2.0、10倍ハイブリッドズーム、50倍デジタルズーム、手ブレ補正)
+約200万画素(マクロ、AF)
フロントカメラ 約3200万画素(F2.0)
ビデオ 4K:30fps
FHD:30fps/60fps/120fps/240fps
HD:30fps/120fps/240fps/960fps
対応SIM SIM1:nanoSIM
SIM2:nanoSIM
デュアルSIM仕様 DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)
対応バンド GSM: B2/B3/B5/B8
WCDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28
TDD-LTE: B38/B40
おサイフケータイ 対応
サイズ 約74.2(幅)×157.8(高さ)×9.67(厚さ)mm
重量 約208g

CPUはSnapdragonの730GというCPUです。個人的には855とかのせてほしかったですけど、それのせちゃったら価格もはねあがったことでしょうね、きっと。それでもミドルハイくらいのスペックはあると思います。

RAMも6GBあり、ROMも128GBあるので必要十分ですね。

日本で発売する!?

Xiaomiが2019年12月9日に何かしらの発表を行うことが発表されています。ほぼ確実にMi Note10が発表されることでしょう。

MEMO

日本でもついに発表されましたね!2019年12月16日発売ということで、楽しみです。

なぜなら、対応バンドに今までXiaomi製品では対応していなかったドコモのプラチナバンドであるBand19に対応しています。

そしてそして、なんとアップデートで技適も取得されたようです。

価格

私はGearbestで購入しました。購入したときは、日本円で約5.5万円ほどでした。

今だとセールやらなんやらで449ドルで購入できるそうです。大体5万円弱ってところでしょうか。

気になるのは日本での価格ですね・・・。日本初号機なので、きっと破格値でだしてくるんじゃないかと期待しています。

MEMO

日本での価格は、通常のMi Note10が税抜52,800円なので、税込みだと58,080円ですね。ギリギリ私が買った価格よりも高いので少しほっとしています(笑)ちなみに、Amazon専売のMi Note10 Proは税抜64,800円なので税込みだと71,280円ということで、随分な価格になります。まぁしょうがないか。まだAmazonでの製品ページはのっていませんでした。

実機レビュー

Gearbestで購入してみました。届くまでに1週間ほど。わくわく。

かっちょいい漆黒なパッケージが届きました。

いい感じのMi Note10さんがでてきました。

色はグリーンにしました。メタリックでめちゃかっこいいです!

あまり好きではないのですが、エッジスクリーンです。あまりというか嫌いです。

インターフェース

上部にはマイクと赤外線送信部。

下部はヘッドフォンジャック、マイク、スピーカー、Type-Cです。

側面右側は音量ボタン、電源ボタン、SIMスロットです。左側には何もありません。

ちなみに、クリアケースがついてきます。今はAmazonでもたくさん売っていますが、購入当時は何もなかったので重宝しました。

きれいなグリーンを損なわないクリアケースです。

今では背面隠れるケースを使っていますが・・・。

そして、中華スマホでは定番だった画面フィルムは貼っていませんでした。ということもあり、私は専門店でコーティングしてもらいましたよ。

エッジスクリーンはフィルム貼ってもすぐはがれちゃいますからね。

ベンチマーク

CPUはSnapdragon 730Gということでハイスペックではありません。

しかしながら、Antutuやってみると25万オーバーなので、835クラスではありますね。十分ミドルハイスペックです。

ちなみに、855Plusだと50万弱くらいです。

通常使っていても全く不便ありません。

カメラレビュー

一番注目したいカメラレビューをします。

カメラスペック

まずはカメラスペックから。Mi Note10のカメラは5眼レンズ構成となっています。

  1. 約1億800万画素(Samsung製1/1.33インチセンサー、F1.69、手ブレ補正)
  2. 約1200万画素(ポートレイト、F2.0)
  3. 約2000万画素(超広角、1/3インチセンサー、F2.2、AF)
  4. 約500万画素(望遠、F2.0、10倍ハイブリッドズーム、50倍デジタルズーム、手ブレ補正)
  5. 約200万画素(マクロ、AF)

やはり注目は1/1.33インチであり、かつ約1億800万画素という高画素の大型センサーでしょうね。XiaomiとSamsungが共同開発したという注目センサーです。F1.69という明るさでもあり今までのスマホカメラの常識を何段階も超えてきたレンズです。

その他、ポートレイト用のレンズ、iPhone11搭載で流行になりつつある超広角レンズ、ハイブリッド10倍ズーム+50倍デジタルズームの望遠レンズ、マクロレンズという構成です。

カメラモード

カメラモードは通常の「写真」、1億画素センサーを使う「108MP」、「ポートレイト」、「夜景」、「パノラマ」、絞り・シャッタースピード等を個別に設定できる「プロ」があります。

注目の1億画素センサーは専用の「108MP」モードでしか使えません。1億画素以外のレンズは「写真」モードで使い分けることになります。

「108MP」モードだと、1枚撮影するごとに5秒ほどロード時間(保存時間?)が必要ですので、連写できません。

作例

ここからは実際に撮った写真をのせていきます。

「写真」モードと「108MP」モード比較

まずは一番気になる「写真」モードと「108MP」モードで違いがどれだけあるのか。

のんほいパークの塔を撮ってみました。

※すべてクリックで大きな画像を見ることができます。

まずは「写真」モード。

続いて、「108MP」モード。

ぱっと見そんなに違いがなさそうに見えます。

続いて、キリンさんたち。「写真」モード。

続いて、「108MP」モード。こちらの方が色味が濃いですね。

ちょっとキリンのところを拡大してみます。上が「写真」モードで下が「108MP」モードです。「108MP」モードの方がややシャキっとしている気はします。

しかし、それよりも「108MP」モード時の色収差が気になりますね・・・特に木のところ。

ステルちゃんも撮ってみました。

まずは「写真」モード。

続いて、「108MP」モード。

何倍ズームまで許容できる?

次はズーム機能を見てみます。あわよくばスマホで動物園撮りできないかなーなんて思っていますが、どうでしょうか。

まずは超広角。結構いい感じに見える。

続いて1倍。

そして、10倍。ここまではハイブリッドズーム。

続いて20倍。

30倍。

デジタルズームでも最大の50倍。さすがにこれはきつい。

次はオトさんを撮ってみました。

まずは超広角。

次は1倍。

次は5倍。

10倍。

20倍。

30倍。

50倍。

夜景モード

トレンドのひとつである夜景モード。iPhoneが優秀すぎるのでAndroidもがんばってほしいです。

まずは「写真」モード。

次に「夜景」モード。

「夜景」モードだと駐車場の「空」の文字がしっかりと見れますね。しっかり効果ありです。

一応「108MP」モードも。さすがに「夜景」モードの方が優秀です。

もうひとつ例をだします。

まずは「写真」モード。

続いて「夜景」モード。

「夜景」モードだと、奥にファミマがあるのが見て取れます。通常モードだと看板があるのはわかりますが、何かまではわかりません。

パノラマモードは難しい

パノラマモードで竹富島の西桟橋からの景色を撮影してみました。

これ、しっかり水平に動かさないとぐにゃぐにゃなパノラマになります。

ジンバルとかできれいに動かさないと難しいですね。手持ちではきれいなパノラマは難しいと思います。

「108MP」モードの色がおかしい!?

何度か使っているうちに、気づきましたが、「108MP」モードにすると変な色が出るときがあります。毎回ではなく、でるときとでないときがあります。

例えばこれ。

これが「写真」モードで撮ったもの。

こちらが「108MP」モードで撮ったもの。やたらシアンが強くなっています。と思いきや、周辺はマゼンタ被り・・・。

こちらの写真も同様のことが起こっています。

こちらも。

でも毎回起こるわけじゃなくて、でるときとでないときがあるんですよ。

この場合は特に問題ありません。

こちらもおいしそうなハンバーグ。

誰か回避方法あったら教えて下さい・・・。

まとめ

約1億800万画素ということで話題沸騰中のXiaomi Mi Note10ですが、カメラレビューにも示した通り、色味がおかしくなるようなところがあります。でるときとでないときがあるのが厄介。

確かに高解像度で撮れますし、遠くから撮っても人の顔が判別できるような写真が撮れます。これぞ高解像度って感じです。ただ、その分のデメリット、というか制御しきれていない部分なのかな、いろいろありそうです。

確かにDXOMARKでは高いポイントを撮ってはいますが、個人的にはまだHuaweiの方がいくらか上だな、と思います。

カメラが良ければメインをMi Note10にしようかと思いましたが、まだ乗り換えれるほどではないかな。Mate30 Pro欲しい・・・。

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