全国に緊急事態宣言が出された中、各都道府県では外出自粛要請がだされております。平日は仕事もあるので時間はつぶれるのですが、困るのは週末。外出自粛の中、何をしようか。
こんなときこそ競馬を楽しみましょう!
競馬はこんなに楽しい
競馬=ギャンブル。これは紛れもない事実です。
お金をかけて当たれば払戻金がもらえます。単勝10倍の馬に1万円かけて、その馬が1着になれば10万円返ってきます。
しかし、競馬はお金をかけてしか楽しめないものか?それは否です!!
私は小学生から競馬にはまり、その時代の馬や騎手、熱いレースに魅了されてきました。競馬はひとつのスポーツです。
レースを見てみましょう
今はYoutubeで過去のレースをいくらでも見ることができます。
私が競馬にはまるきっかけとなったレースがあります。1994年の日本ダービー。私は9歳。おもむろにつけたテレビで見たレースです。これにやられました。
https://youtu.be/7bVlcP7DEdU
そう、ナリタブライアンの日本ダービーです。最後の直線で大外から異次元の脚を見せるナリタブライアン。一気に魅了されました。
次は私が歴代で1番好きな馬であるマヤノトップガンの天皇賞春です。これも最後の直線のマヤノトップガンの異次元の脚が見れます。(私追い込み好きなんですよ)
https://youtu.be/rfrhDSwiCTs
トップガンは昨年亡くなってしまいました。本当に大好きだったので悲しいですが、十分長生きしてたくさんの思い出を残してくれました。ありがとう。
最後に少し毛色(あ、比喩としてのね。実際の馬の毛色ではなく)が違いますが、こんな逃走劇はいかがでしょうか。稀代の逃げ馬サイレンススズカです。このレース自体は相手との格が違いすぎることもあっての圧勝ではありますが、逃げている馬が直線でさらに伸びて突き放すという異次元のレースっぷりです。(いや、ミッドナイトベッドも別に弱くないんですよ)
https://youtu.be/Rf-QxcJfFyo
なぜ今競馬なのか
新型コロナウイルスの影響で外出ができない中、なぜ今競馬を楽しもうと提言するのかというと、理由は3つあります。
- 無観客とはいえ、競馬は開催し続けている
- 自宅にいながら楽しめる
- 馬券購入することで国にお金がはいる
1. 無観客とはいえ、競馬は開催し続けている
執筆している4月18日現在は、4月19日(日)までは無観客競馬で開催し続けます、という告知がされています。4月25日(土)以降の開催はまだ発表されていません。
野球やサッカーが開催を中止し続けている中、競馬は依然と開催し続けています。なぜ開催が続けられるのかは収入源の違いが大きく関係していると思います。
野球やサッカーはチケット収入が利益の多くを占めています。だから入場料が数千円以上もするんですね。
しかし、競馬の収入の多くは馬券の売上です。もちろん競馬も入場料が売上につながってはいますが、競馬場の入場料って200円なんですよ。10万人競馬場に来場すれば、2000万円の売上にはなります。(競馬場の維持費もあるのでどれくらいが利益かは不明
一方、少し、競馬の馬券売上の内訳を話します。
例えば100円の馬券を購入すると75円が払戻金となり、10円が国庫納付金、15円がJRAの収入となります。そして、馬券は競馬場へ行かなくてもネットで購入できます。
そのため、無観客競馬として行われている競馬でも馬券売上が発生します。2月最終週の馬券売上は2日で450億弱でした。上の比率に当てはめてみると、この450億のうち、45億が国に納付され、67.5億がJRAの収入となります。桁が違いますね。
つまり、競馬を開催する→馬券売上がある→収入が発生するために無観客でも競馬を続けられるのです。
2. 自宅にいながら楽しめる
先にも述べましたが、馬券はネットから購入することができます。つまり家にいながら馬券を買えます。
そして、無観客競馬の開催中は土日の9時~17時の間、月額1200円のグリーンチャンネルが無料で視聴できます。グリーンチャンネルは競馬中継をやっていますので、無料視聴時間はずっと競馬中継をやっています。
つまりグリーンチャンネルを見ながらPCやタブレット片手に競馬を楽しめるというわけです。
もちろんメインレースだけ楽しんでもいいですし、1日中競馬を楽しんでもいいと思います。もちろん馬券を購入しないでレースだけ見てても全然楽しめます。(←それは私が競馬好きだからだよなぁ・・・)
3. 馬券購入することで国にお金がはいる
1で馬券売上の内訳の話をしました。100円の馬券売上のうち10円は国庫納付金となります。
10円が国に納付されるわけです。もちろん農林水産省のお金になるわけですから、農家や畜産業等の1次産業を担っている方がたに間接的にお金がはいるのです。
そして、1では触れませんでしたが、100円のうち15円のJRA収入ですが、実はこのうちいくらかも国庫納付金となります。JRAの全体収益のうち50%が国庫納付金となるのです。つまり馬券を買えば買うほど国にお金がはいるということです。
少しでも国の収入が増えれば、もしかしたらそれが支援策の後押しになるかもしれません。いずれにしろ娯楽を楽しみながら少しでも何かの役に立てるってすごいことだな、と思います。
外出自粛の中での競馬はこう楽しむ
ここからは具体的に競馬を楽しむ方法をお話します。
まずは家で楽しむ準備が必要です。
- ネットで馬券を購入できるようにする
- 競馬中継を見る/聞く環境を整える
ネットで馬券を購入できるようにする
ネットで馬券を購入するためには2つの方法があります。
- 即PAT:指定銀行口座から都度お金を入金して馬券購入する
- JRAダイレクト:指定クレジットカードで馬券購入する
以下に違いをまとめました。
即PAT | JRAダイレクト | |
利用までの期間 | 登録当日から利用可能 | 登録当日から利用可能 |
決済 | JRA指定の銀行口座 (ジャパンネット銀行、楽天銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、住信SBIネット銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、auじぶん銀行) |
クレジットカード |
発売開始時刻 | 金曜日の18時半 | 金曜日の18時半 |
投票方法 | インターネット(PC、スマホ、携帯電話) | インターネット(PC) |
発売締切時刻 | 発走1分前 | 発走5分前 |
WIN5締切時刻 | 最初のレースの発走5分前 | 最初のレースの発走5分前 |
システム利用料 | 0円 | 100円/回 |
購入回数 | 300回/節 | 3回/日 |
最低購入金額 | 100円/回 | 1000円/回(購入単位は100円) |
1ヶ月の購入限度額 | なし | 50000円/月 |
海外競馬購入 | あり | なし |
JRAダイレクトはクレジットカードで購入できるメリットがある反面、制約が多すぎてメリットがないですよね。使いすぎや無駄な出費を防げる即PATがやはりおすすめです。三菱UFJ銀行が使えますので、私も即PATを使っています。
登録は以下リンクのそれぞれの「申し込む」から登録できます。
競馬中継を見る/聞く環境を整える
競馬中継は以下で楽しむことができます。
CSを受信できる環境があるのであればグリーンチャンネルが断然おすすめです。競馬中継見ながら予想してスマホで馬券購入するということができます。
CS環境が無いのであればradikoで競馬中継を聞きながら馬券購入するという楽しみ方もできます。
競馬予想はどうすればいい?
一番手っ取り早いのは競馬新聞かスポーツ新聞を買ってくることです。
その日の全レースの馬柱と新聞記者の予想を見ることができます。スポーツ新聞であれば150円くらい、競馬新聞なら500円くらいで購入できます。
それらの記者さんの予想を参考にしてまずは馬券を買ってみることが第一歩ですね。なんでもいいんです。楽しめて少しお金が儲かれば。(儲かるとはかぎりません・・・)
新聞買いに行くのも憚れるのであれば、JRAのサイトで出走馬を確認できますので、それを見ながら馬名がかっこいいとかそれくらいの理由でもいいので、買ってみるのでも楽しめることでしょう。
馬券の種類
日本で買える馬券は以下です。
- 単勝:1着の馬を当てる
- 複勝:1~3着の馬を当てる
- 枠連:1、2着になる馬の枠を当てる
- 馬連:1、2着になる馬を当てる
- ワイド:1~3着になる馬のうちの2頭を当てる
- 馬単:1、2着になる馬を着順通り当てる
- 3連複:1~3着になる馬をすべて当てる
- 3連単:1~3着になる馬をすべて着順通りに当てる
- WIN5:指定された5レースの1着馬をすべて当てる
一番当たる確率が高いのは、もちろん複勝です。買った馬が3着までに入れば当たりです。ただし、その分配当も少なく、ある程度人気な馬であれば100円買っても150円以下の払い戻しです。
当たりづらい3連単は人気馬だけを買っても数千円以上の払い戻しが期待できます。
私は他事やりながら流して楽しむときは単勝、複勝を少し買って楽しんでいます。100円だけでも買えばレースを見る楽しみやドキドキ・ワクワク感が全然違います。レース見るなら100円でもいいので買ってみてください。
2020年の皐月賞を予想します!
2020年4月19日(日)は千葉県の中山競馬場で皐月賞が行われます!
皐月賞はG1と言われ、一番格式が高いレースのひとつ、そして、3歳クラシック競走と言われる歴史のあるレースです。わかりやすく言うと、春の甲子園くらいのイメージです。ダービーは夏の甲子園かな。
今年の皐月賞は無敗の有力馬が2頭います。それがコントレイルとサリオス。
それぞれ、3戦3勝で2歳G1を勝利しており、3歳の初陣をこの皐月賞で迎えます。今の所のオッズでは、皐月賞と同じ中山2000mの2歳G1ホープフルSに勝利したコントレイルが1番人気で、朝日杯フューチュリティSを勝利したサリオスが2番人気になっています。
この2頭が抜けているとは思いますが、それ以外の有力馬にももちろんチャンスはあると思います。
というわけで、僭越ながら私の予想を公開します!(ちなみに、私は桜花賞でレシステンシアを軸に買いながら外すという馬券下手です)
◎サリオス
○マイラプソディ
▲コントレイル
△ダーリントンホール
×サトノフラッグ
本命はサリオスとしました。サリオスは正直いえば不安要素がいくつかあるのですが、過去のレースは追ってから若干よれているのですが、しっかり前走ればグイグイ伸びてくるんですよね。そして、なんといってもレーン騎手が乗るというのが楽しみです。
対抗には武豊のマイラプソディ。前走では人気になりながら案外な競馬で4着でした。しかし、こういう競馬をやったあとの豊は怖いんですよ。前哨戦はあくまでも前哨戦として試しますから。本番はしっかり勝ちにくるのです。
3番手にはコントレイル。ホープフルSを見る限りはこの馬が少し抜けているように見えますが、福永はやらかすんだよなぁ。そのため、もしかしたらなんとか掲示板というのもありえるかなとか思いました。
4番手にダーリントンホールですが、共同通信杯→皐月賞のローテーションを評価しました。共同通信杯は道悪がプラスに働いた気もしますが、中山代わりはこの馬にプラスと思います。
5番手はサトノフラッグ。弥生賞のレースは少し楽にできすぎたかなという印象。でも能力はあると思いますので、意外と抜けてあっさり勝っちゃうかもしれません。
まとめ
外出自粛の中で自宅にいるとなかなかストレスたまることもありますよね。
もちろん感染はしたくないので観光地とか遊びにも行くのは避けたいですし。そうなるといかに自宅で楽しむかというのが重要となります。
そのひとつの選択肢として競馬を楽しんではいかがでしょうか。
ギャンブルのイメージが強い競馬ですが、年間通して見てみると、数々のドラマや熱戦を多く見ることができます。これはひとつのスポーツです。
今の情勢ではいつまで競馬開催が続くかもわかりませんが、今は開催し続けることに感謝しながら競馬を楽しんでいきましょう!