RICOHが2021年3月31日に発表したAPS-Cフラッグシップ機であるPENTAX K-3 Mark3。なんだかPENTAXのカメラが気になるのです。
カメラにはまるきっかけとなったのは、実はPENTAX
私が初めて買ったカメラはソニーのα55です。発売前に予約してダブルズームキットを買いました。
それ以降、レンズはタムロン18-270mmに買い替えたり、ジャンクのミノルタ75-300mmを買い足したりしていました。
ただ、カメラにはまるというよりできるだけ安く気軽に使いたいくらいの熱量です。今とは大違いですね。
そんな折、マヌルネコのハニーさんをかわいく撮りたい!と思い、いろんな動物園で撮られた写真を見ていた時にネットで見つけたのが以下の記事でした。
この記事で見た写真がとても良いなぁと思ったのです。こんなきれいな動物たちの写真を撮りたい思いました。
そこから新しいカメラが欲しいと思って、いろいろ調べ始めたのでした。そこから、どんどんと散財するようになったのです。
PENTAXの新しいAPS-CフラッグシップであるK-3 MarkⅢ
PENTAXのデジタル一眼レフカメラというと、2016年にK-1が発売されるまでAPS-Cしかありませんでした。
その最上位機種とされていたのがK-3でした。そのK-3 MarkⅡが発売されたのが2015年でした。
そこから5年・・・新しいAPS-Cフラッグシップ機を開発していることが発表されました。
それから満を持して2021年3月31日発表されたのがK-3 MarkⅢでした。
細かいスペックなどの話は今回の本筋ではないので割愛しますが、ファインダーが相当よくなっていて、ベースの機能もかなり底上げされたようです。
その代わり、お値段はなかなかのお値段。価格.com最安で251,820円。うーむ。
もちろん新しいカメラほど高機能なのはわかりますが、自分が必要なのは何かを考えて、必要なところにお金を使いたいですね。
PENTAX K-3 Mark III MARK ボディ BLACK
初代K-3でもいいのかもしれない
ふと思ったのが、私が良いなと思った冒頭の動物園写真はK-3で撮影されているということ。
個人的にはあの雰囲気と色が良いと思った理由でもありました。そうであれば、高機能は必要なく初代K-3でも十分なのではないかということです。
※そもそも、カメラを買う方向で話が進んでいることは気にしないでください
初代K-3は2013年に発売されたカメラです。α55よりは新しいカメラですね。
ローパスフィルターレス、手振れ補正付きであるAPS-Cのフラッグシップとして発売された子です。
その後、2015年にMark2が発売されますが、違いはリアルレゾリューションシステム、手振れ補正強化、AF強化、GPS・電子コンパス内蔵のみです。
私はまったく魅力を感じないので、Mark3へいかないのであれば初代でも十分ということがわかります。
なんといっても、中古であれば3万円台から購入できるのも魅力です。
あれ、、、実はK-1も魅力的
私のカメラに対する金銭感覚は麻痺しているので10万~20万円程度は安いと感じます。
そうなると、中古ならK-1もK-1 Mark2も買えてしまうのです。そうです、フルサイズのPENTAXです。
すでにメイン機をα7R4としている手前、フルサイズの魅力は十分わかっています。
PENTAXの絵がフルサイズで使えるってとても魅力的ですよね。
でも今回は原点に回帰しようという話なので、初代K-3が気になっているのです。
奥が深いKマウントレンズ
もしも、もしもですよ。初代K-3を購入したとしたら、レンズも一緒に購入しなければなりません。
Kマウントのすごいところは、誕生が1975年ということなのです。つまりはオールドレンズがそのまま取り付けれるのです。
デジタル一眼レフに最適化された現行レンズは、正直なところそれほど多くはないのですが、ツァイスのPlanar 50mm F1.4とかもあったりします。
最新型からオールドレンズまで取りそろえるKマウントは奥が深いですね。
Kマウントがα7で使える!?
複数マウント使いになった際、せっかくならレンズ資産を使いまわしたいですよね。
そんなソニー使いに朗報なのが、KマウントをαEマウントに変換し、かつAFも使えるというマウントアダプターが開発中なのです。
カメラ情報入手に欠かせないとるならさんに情報がのっていました。
参考
MONSTER Adapterが「SonyE-PENTAX K AFアダプター LA-KE1」の写真を公開とるなら~写真道楽道中記~
Monster AdapterというメーカーがLA-KE1という名称で開発中です。Twitter等で情報を発信していますね。
AF/MF切り替えスイッチを搭載して、カメラから絞り操作も可能という、なかなか使い勝手がよさそうなアダプターです。
まだ発売はされていませんが、これを使えばソニーのミラーレスカメラでもKマウントレンズが使えるようになります。
ちなみに、B&Hだと$439で先行予約を受け付けています。日本円だといくらになるかなー。
まとめ
PENTAXのカメラは独特の空気感と色彩を持っており、とてもひきつけられる写真を撮影することができます。
私がカメラにはまったきっかけもK-3の動物園写真でした。
K-3 Mark3の発表とLA-KE1の情報でこの原点を思い出しました。そこからPENTAXが気になってしょうがないのです。
初代K-3であれば今なら10万円でボディもレンズも購入できることでしょう。
これは買うしかないのではないでしょうか。