車はハンズフリーで開けれるから家の鍵も同じようにしたいと思い、スマートロックを取り付けてみました。
私のスマートロック歴
実は1年ほどBitkeyを使っていました。
Bitkeyは初期費用が不要で、月額396円で使えるサブスクリプションタイプのスマートロックです。
最初の半年くらいは便利に使っていたのですが、夏場に暑さから粘着がはがれてしまい落ちて故障してしまいました。
故障したものは交換してもらったのですが、その後も細かなトラブルがいくつか続き、しまいには動かなくなってしまい半年ほどずっと放置していました。(年払いしているため、費用は変わらず)
7月が更新月のため、いい加減もうやめようと思い、解約することにしました。
そして、新たなスマートロック探しを始めたのです。
SADIOT LOCK(サディオロック)
スマートロックというと、QrioやBitkeyのようにスマートロックを専門とした新興メーカーのイメージが強かったです。
そんな中、ふとAmazonで見つけたのがSADIOT LOCKという製品。
ユーシン・ショウワという1923年設立された鍵メーカーが作ったスマートロックということだそうです。日本の老舗の鍵屋さんがスマートロックを作る。面白いじゃないですか。
人と違ったものを使いたいと思ってしまう性格上、なんだか手を出してしまったわけです。
特徴
SADIOT LOCKの特徴は以下の4点です。
- ハンズフリー
- オートロック
- 合鍵シェア
- 履歴確認
ハンズフリー
その名の通り、家の鍵が手ぶらで開きます。
買い物で両手がふさがっているときに、家のドアに近づくと自動で解錠される機能です。素晴らしい。
GPSで外から家に近づいたのを検知し、Bluetoothでドアに近づいたのを検知して解錠するとのことです。まさにハンズフリー。
オートロック
家から離れると自動でロックする機能です。
ドアを開け閉めしたあと、指定した時間が経過したら自動で施錠する仕組みです。
別売りのSADIOT LOCK Hubを購入するとネットワーク接続できるようになり、スマホのGPSが家から150mほど離れたのを検知すると自動で施錠するようにもできます。
合鍵シェア
家族や友人に鍵をシェアすることができます。
今までは物理的な鍵を直接受け渡ししなければならなかったですが、これならアプリインストールしてもらうだけで受け渡しができますね。ラクチン。
鍵の権限はオーナーとファミリーとゲストがあって、それぞれでできることが違うので、状況に応じて使い分けができますね。
履歴確認
ドアの施錠、解錠履歴をアプリで確認できます。
履歴を確認できれば、鍵をシェアした場合にも誰が操作したかわかるので便利ですね。
価格
SADIOT LOCKは白と黒の2色展開となります。それぞれ13,200円です。
Wi-Fi接続してリモートロックができるようになるSADIOT LOCK Hubは4,950円です。こちらも白と黒の2色展開。
SADIOT LOCK HubはUSB接続で電源供給しますので、そのためのアダプターとしてSADIOT LOCK Adapterがあります。お値段1,100円。Hubは2色なのにアダプターは黒のみ。なぜだ。
スマホが電池切れになったり、スマホを持たない家族に使ってもらうための物理鍵であるSADIOT LOCK Keyもあります。こちらは3,300円です。これまた黒のみ。なぜだ。
どこから買えるの
公式サイトとAmazonで購入できます。Amazonも公式が販売していますね。
どちらも公式販売ですので価格は上記の通りです。
ただ、公式サイトでのみセット割引があります。
SADIOT LOCK、Hub、Keyをセットにしたものが2,200円引きで21,450円→19,250円で購入できます。
さらに本体をもうひとつ追加したものが34,650円→31,350円で購入できます。
セットで購入を考えている方は公式サイトからの購入がおすすめです。
Amazonから購入されたい方はこちらから購入いただくと喜びます笑
購入してみました
AmazonでSADIOT LOCKとHubを購入しました。
開封
シンプルな箱です。でもとても開けづらかった・・・というか逆から開けてしまった。
内容物はこんな感じ。
本体、スタートアップガイド、取扱説明書、電池、ネジ、両面テープ、各種アダプター。
本体はマットな黒で高級感があります。ノブもマットなシルバーですね。
電池は側面からいれれます。
基本はSIDE A、BとそれぞれCR123Aの電池を2つづつ入れれます。基本はAにいれた2本で作動するのですが、メーカーの推奨はA、Bそれぞれに2本づついれることだそうです。
こんな特殊な電池のストックを持ってるはずもなく、念のためAmazonで購入しました。
スマートロックはだいたいCR123Aですね。
取り付けます
我が家の鍵に取り付けます。
まずはツマミを回すためのアダプターを3つから選択します。
狭い、普通、広いの種類がありますが、我が家は一番広いやつを使いました。すっぽりです。
ちなみに、チェーンの下にある黒い物体はBitkeyのオートロック機能を使うための磁石です。外し忘れてた。
アダプターを本体に取り付けて、再度鍵にはめこんでみます。がっつり隙間空いています。
隙間埋めるためのアダプターを取り付けました。これでばっちりです。
これで取り付ける準備ができました。
ドア側を掃除して、本体に両面テープを貼り付けてドアに取り付けます。こういうのしっかりやりたい派なので、水平器なんか使っちゃいました。
水平はとれたけどツマミとずれずれでした・・・ショック。まぁ、ツマミ回ればいいか。
ツマミ側にあるピンを外します。手榴弾を思い出しました。使ったことないけど。
さて、電池をいれましょう。一応、最低限の2本ついてきます。試供品だそうです。
シャキーン!
このガンダムのウエポン感。たまらんす。
ちなみに、Bitkeyの電池が余っていたのでいれてみましたが、まったく動かず。未使用でとっていたやつですが、放電したのかダメでした。
電池挿入後、青色のLEDが点滅すれば本体側の取り付けは完了です。
アプリから設定します
iOS、Androidそれぞれアプリがありますので、まずはアプリをインストールしてください。評価は低いが気にしない。
利用規約とプラポリは問答無用で同意します。良くないですが、脊髄反射で同意にチェックしている・・・。
まずはユーザー登録を行います。メール認証ですね。パスワードが大文字、小文字、記号、数字すべていれなければいけないので少し面倒です。
我が家は1台しか使いませんので、1台で使うを選択して進むのです。
登録が終われば、本体と接続して設定が始まります。さぁ、接続するを押しましょう!
なにやらペアリングを要求してきやがりました。脊髄反射でペアリングします。
接続に時間がかかりますが、画面にそって鍵を施錠方向に回したり、解錠方向に回せば完了するのです。解施錠という言葉を初めて見ました。
その後、ソフトウェアアップデートが入りまして、無事全行程を完了したのでした。
アプリはこんな感じ
もう使いたくてうずうずしているので、使います。
アプリのトップ画面はでかでかとボタン替わりとなる状態が表示されています。ここを選択することで施錠、解錠できます。
うーん、良く言えばシンプル、悪く言うと安っぽいデザイン・・・。ここらへんはBitkeyの方がかっこよかったですね。どんなんか忘れたけど。
履歴を選択すると施錠、解錠の履歴が表示されます。登録した名前が表示されますね。誰が開けたか一発でわかります。
合カギを選択すると、鍵のシェアができます。シェアする人はいないので使うことはないでしょう。
設定を選択すると各種設定項目が表示されます。ここの設定が肝ですね。
いろいろと設定項目があるのでこれは別記事で紹介いたします。
使ってみた
ひとまず基本機能のボタンを押して施錠、解錠するということをやってみました。
安っぽいなんてことを言いましたが、ボタンが大きいのはメリットですね。早く鍵開けたいからボタン小さいと押しづらいですもの。
ただ、まずはアプリ起動させてからトップ画面が表示されるまでに接続中の待ちが発生します。だいたい5~10秒くらい。
その後、ボタンを押してからさらに接続の待ちが発生します。早いときは一瞬で作動するのですが、かかるときは5秒~10秒くらいかかります。
結果的に、アプリ起動には5秒~10秒かかるので、解錠まで早くても10秒、かかるときは20秒くらいはかかります。
家の前まできて10秒~20秒待たされるとちょっとつらいですね。早く開けたいのに。
とはいえ、少し手前で操作すれば待ちが少なくなりますが。手前すぎると接続できなかったりもします。
あとはアプリの使い勝手ということで、まったくキャッシュをしないので画面遷移する毎に接続中表示されて少し待たされます。ここは改善してほしいな。
まとめ
- 老舗鍵メーカーがスマートロックに参入したぞ
- Amazonで買える!
- アプリ起動に少し時間がかかる(5~10秒)
- アプリはシンプルだが、UIが安っぽい(というより、安いWEB View感)
- ボタンは大きくて押しやすい
- 画面変わるごとに待ちが発生
- 起動→解錠まで10秒~20秒くらいかかる